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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

大型福祉車輌で悠々外出 介助や付き添いもお任せ
介護タクシー伸 代表 久松伸幸

 
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インタビュアー 吉井怜(女優)
吉井 表に停めてあったのが、介護タクシー伸さんで使っておられる介護タクシー車輛ですね。ロケバスみたいでとても大きいです。
 
久松 軽自動車の福祉車輛を用いている同業者が多い中、それでは差別化にならないと考え、救急車と同じタイプにしました。車椅子に乗った状態で4名までご乗車いただけます。天井も高いので閉塞感がありません。
 
吉井 車内が広くて、乗り降りもしやすそうですね。介護タクシー事業を手がけようと思われたきっかけは、何だったのですか。
 
久松 私は、若い頃は建築業界で大工の仕事をしていました。28歳の時に父親が交通事故に遭い、常時介護が必要な身体になったのです。当初は母親が介護をする予定だったものの、リウマチを患っており、私が主に介護をするようになりました。それを機に建築業界を辞め、介護福祉士として介護施設で働くようになったのです。
 
吉井 それは大きなご決断でしたね。建築業界に未練はなかったのでしょうか。
 
久松 確かに、仕事も順調で、これからという時ではありました。しかし、父親を福祉施設に預けてまで、大工の仕事に固執しようとは思いませんでしたね。
 
吉井 素晴らしいお考えです。ただ、仕事でも、プライベートでも介護を担われるのは大変でしょう?
 
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久松 そうでもありませんよ(笑)。大変だ、苦労している、と感じたことはありません。ただ、身内の介護には苦労している方も、やっぱり多いですね。介護の仕事をしていて、利用者様に対するご家族の態度が冷たいように感じることが幾度もありました。
 
吉井 施設に預けたままで、面会にも行かないという家族もいると聞きます。
 
久松 はい。それぞれの生活や事情を考えると、ある程度は仕方がないことなのかもしれません。私が介護タクシー事業を始めたのは、そうしたご家族に代わって、利用者様のお役に立ちたいと考えたからなんです。介護タクシー事業者の中には、車での送迎のみという事業者も少なくない中、私は病院でも、映画でも、外食でも、ご要望があれば付き添っていますよ。
 
 
 
 

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