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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

利用者と家族をケアする
訪問看護ステーション

 
 
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宮地 私たちの想像以上に、自宅でできる医療の幅が広がっているんですね。ただ、そのような利用者さんの面倒を見続けるには、やはり家族だけでは限界があります。看護師さんの力をお借りできる訪問看護は、利用者さんやご家族にとって大きな力になりますね。
 
下岡 現代は核家族化が進んだため、病気の方がご自宅にいると、そのご家族が24時間365日、お世話のために負担を抱え込んでしまうことがあります。看護に追われて外出できず、体調を崩してしまったりするケースも多いですからね。そんなときに、生活支援と医療ケアの両方からサポートするのが訪問看護ステーションの役割です。地域の病院やケアマネージャーさんと連携し、利用者様やご家族から「ありがとう」「家に帰れてよかった」「家に連れて帰ってよかった」と声をかけていただけると、私たちもやりがいを感じられますね。
 
宮地 利用者さんやご家族と接するうえで、心がけていることを教えてください。
 
下岡 私は利用者様やご家族に病院で過ごすのか、ご自宅で過ごすのか、お好きなほうを選んでいただきたいと考えています。この、“ご自身で選択する”というのが大事なことです。私たちは利用者様やご家族の判断を尊重し、どちらを選んだとしても快適に過ごしていただけるよう支援するのが使命だと思っています。
 
宮地 自宅にいるより、病院に入りたいという方もいらっしゃるでしょうからね。
 
下岡 ええ。それとは反対に、最期は1日でも長く自宅で過ごしたいのに、療養環境の変化で難しいという利用者様もいらっしゃいます。例えば介護者の方が体調を崩したとか、急に冠婚葬祭などが発生して代わりに看てくれる方を探してもいないなどの理由です。私たちはそのような方をサポートし、できる限り生活の質を上げながら、ご家族と共に思い出に残る日々を過ごしていただき「家に帰って良かった」「連れて帰ってよかった」と言っていただける看護を提供したいと考えています。自分がその貴重な時間に立ち会い、お役に立てたと感じられると嬉しいですし、ご家族が死別の悲しみから立ち直るため、周囲が寄り添いサポートするグリーフケアとしてもお力になれると思います。いろんな意味でストレートに利用者様やご家族の思いが返ってくるのが訪問看護の素晴らしさですね。
 
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宮地 利用者さんはもちろん、そのご家族のケアもしてくれる、頼もしい存在なんですね!
 
下岡 ご家族の方々にもしっかり休養していただきたいので、ご自宅に泊り込みでのケアも始めたいと思っています。将来的には、宿泊のお預かりも可能な施設を立ち上げることが目標です。
 
宮地 地域の方々の健康な生活をサポートするため、これからも頑張ってくださいね!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
利用者様やご家族から厳しいお言葉をいただき、落ち込むことも多々ありますが、そこから得られる学びや喜びも多いです。利用者様やご家族の笑顔をどうしたら引き出すことができるか考え、実践する過程にワクワク、ドキドキします。利用者様との触れ合いが、一番のやりがいですね。
(下岡三恵)
 

:: 企業情報 ::

株式会社エンジョイライフケア/めぐみ在宅看護センター

〒192-0906 東京都八王子市北野町582-2-215

 
 
 
 

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