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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域と共に夢を広げる 
顧客目線のリフォーム

 

何よりも“お客様の目線”を大切にする

 
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名高 私も若い頃に、世界中をヒッチハイクしようと計画したことがありますよ。ですから、旅を通じて自分が変わった川内社長のご経験はよくわかります。しかし、お仕事はどうされたのでしょうか。
 
川内 本当は労務管理など人を生かす仕事に就きたかったものの、不景気という時代背景や私が50歳を過ぎていたこともあって、192社の企業に履歴書を送っても、面接まで進めたのは5社ほどでした。結局、そのうち1社のリフォーム会社に就職しまして。まったく畑違いの仕事でしたが、せっかく出合ったからには懸命に働き、会社に恩返しをしようと覚悟を決めました。
 
名高 義理堅い方なんだなぁ。独立のきっかけもぜひ教えてください。
 
川内 「この会社をもっと良くするためにはどうすればいいか」と別の営業所の社員と半年間定期的に会議を続け、自分たちでもっといい会社を立ち上げようと決意しまして。5人の仲間と共に2年半勤めた会社を辞め、自宅を事務所に弊社を興しました。2015年7月に法人化し、今年2018年7月、前の社長が顧問に退き私が代表に就任しました。
 
名高 「人のために何かをする」と語る川内社長。それをリフォームでどのように実現していらっしゃるのでしょうか。
 
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川内 リフォーム会社は一般的に、お客様と打ち合わせした内容と料金から「この現場は10日で終わらせる」などと決め、「ここも直したほうがいいのでは」と思うところがあっても目をつぶるか、施工する場合は追加料金をいただきます。でも、私は職人が1時間か2時間くらいで済む作業なら無料でやればいいと思うんですよ。弊社は会社の目線ではなく、あくまでもお客様の目線で仕事に取り組みます。契約にないことでもご希望があればできる限り施工し、お客様に「任せて良かった」と言っていただくことが私たちの喜びですからね。
 
名高 できることを精一杯やってくださる姿勢は、お客さんからも喜ばれるでしょう。川内社長は、お客さんの目線に立つことを何よりも大切にしていらっしゃるんですね。