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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

雑貨店運営と並行して
他店をコンサルティング

 

信頼できる仲間との出会い

 
八木 竹下社長が運営する暮らしセレクトの店長でいらっしゃる高木さんは、どのような経緯からお店に携わることになったんでしょうか。
 
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高木由佳店長
高木 私は大学時代に高校教師を目指していました。でも当時、パンづくりの魅力にはまって、大学卒業後から3年間パン職人として働いたんです。仕事はとてもハードでした。そこでふと将来を考えたとき、結婚して子育てをしながらパン職人を続けているイメージができなくて。そして、化粧品メーカーに転職し、その頃に竹下と知り合いました。それから雑貨店を開く話を聞き、とても興味をひかれたんです。ぜひ私も関わりたいとアピールしたら、店長を任されることになりました(笑)。
 
八木 店舗のオープン当初から、いきなり店長を任されたんですか?
 
高木 そうなんです。立ち上げの際には、店内のインテリアや壁紙選び、ディスプレイなどのコーディネイトは自由に任せていただきました。それから経営以外のほぼすべてを一任していただいています。店舗の方針なども決めているので責任は重大ですが、その分とてもやりがいを感じますね。
 
八木 完全に現場は任せたと。竹下社長からの信頼があってこそなんでしょうね。
浅田さんは、竹下社長とは10年来のお知り合いだとうかがいました。
 
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浅田竜生氏
浅田 ええ。竹下さんと出会った当初、私はある工場の管理職をしていて、当時は月200時間ほど残業していました。そこで竹下さんから人生の目標を聞かれたんです。私は仕事には満足していましたが、人生について問われると何も答えられませんでした。そこで、自分の生き方を見直すことにしたんです。
 
八木 高木さんも浅田さんも、竹下社長との出会いがご自身の人生に影響を与えているように感じますね。
 
浅田 そうですね。それ以来、私は竹下さんといれば自分の人生にとって良いことがあるかもしれないと思い、先ほど話にあったイベント運営など、ずっと一緒に仕事をしてきました。その後、雑貨店を開く話を聞いて、その事業のサポートを引き受けたんです。現在は、フリーランスとしてイベントの仕事もしながら暮らしセレクトにも携わっています。
 
 

“どう考えるか”を大事にする

 
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八木 さまざまな経歴をお持ちのお三方が、それぞれの分野でベストを尽くしているように思います。社名のBOBとは、「Best of Best」の頭文字だとお聞きしました。竹下社長はどのような思いをこの社名に込めたんですか?
 
竹下 常に全力で最善の結果を生み出すとの思いを込めて名付けました。私は最善の結果を生み出す努力が、私にとって最良の選択であると信じています。