B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 大阪府枚方市出身。近畿大学薬学部を卒業後、武田薬品工業(株)に就職。名古屋、高知、富山、札幌、鹿児島、大阪など全国を転勤し、営業所長などの役職も経験しながら34年間勤めた。両親の病気をきっかけに早期退職を決意。父が1954年に開業したシンポ薬局を引き継ぐ。製薬会社で培った豊富な薬の知識と経験を存分に活かしながら、長年地域に貢献してきた父の志を胸に日夜奮闘を続ける。地域のかかりつけの薬局、かかりつけの薬剤師として信頼を集めている。【ホームページ
 
 
 
「薬を渡すだけが薬剤師の仕事ではない」と断言するのは、創業60年以上の歴史を持つシンポ薬局を父から受け継ぎ、代表者を務める廣橋一晃社長。地域住民の健康と幸せを願い続けた父のように患者の病態を詳細に把握し、どうしたら役に立てるのかを常に考えているという。製薬会社で得た知識と経験を最大限に活用しつつ、何気ない会話で患者の本音を聞き出す手腕を持つ。目指すは様々な悩みを解決できる“よろず相談所”。そんな廣橋社長の熱い思いに焦点をあてた。
 
 
 

製薬会社で培った34年の経験を生かして

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー タージン(タレント)
タージン 大阪府枚方市で調剤・在宅訪問・服薬支援をされているシンポ薬局さん。この辺りでは一番古い薬局のようですね。
 
廣橋 父が1954年に開業しましたので、もう60年以上になりますね。私は電子工学に興味があったので、跡を継ぐ意識は薄く、大学の薬学部への進学は渋々でしたね(笑)。在学時にお世話になった恩師で、現在は近畿大学の副学長を務める村岡修先生から「家業に入る前に外で社会経験を積んだほうがいい」とアドバイスをいただき、武田薬品工業に就職しました。
 
タージン そこではどれくらい勤められたんですか?
 
廣橋 34年間です。名古屋、高知、富山、札幌、鹿児島など全国を転々とし、営業所長を務めていましたが、2012年頃に父が病で入院したことで大阪に戻って枚方エリアの担当になりました。その後、父が亡くなりこの薬局を引き継ぐことになった時には、前職を通じてこの地域の病院や開業医の先生方とも親しくなっていたので、とてもスムーズに仕事を始められましたね。医師の考え方や薬剤師として何を求められているかを、事前にわかっていたのは大きかったと思います。
 
タージン 薬を開発する側から、患者さんと顔を合わせて接する立場に変わって、心境の変化もあったのでは?
 
廣橋 患者様の生の声を聞けることが、新鮮でしたね。困っていることや悩み事を聞いたうえで、どの薬が役立つかを考えることに、とてもやりがいを感じました。
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事