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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人と企業の幸福目指し
町医者社労士が行く

 

社労士に不可欠な人間力を磨く

 
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山本 古川代表が開業されたのはいつですか。
 
古川 2013年です。それまで、約20年間にわたって義父の営む社労士事務所に勤めておりました。
 
山本 満を持して開業されたわけですね。開業からこれまでを振り返り、どのように感じられますか。
 
古川 いかに豊富な知識を持っていても、人としての器がなければ相手に伝わりません。だからこそ義父も、若い時分での独立を認めなかったのでしょう。勤務時代、義父が朝礼で人としてのありようをしばしば説いており、なぜそうした話を繰り返していたのか、今ではよくわかります。
 
山本 “人間力”がなければ、社労士としての成功は難しいと?
 
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古川 はい。私は町医者のような社労士になりたいとの抱負を持っています。町医者なら、仮に専門外でも、近所の人が腹痛を起こしていたらわかる範囲で診てあげたり、夜中でも診療に応じたりされるでしょう。ただ、そうして人々に頼られるには、医師としての技量もさることながら、人として頼られる存在であることが重要だと思うのです。社労士も同じで、人間力がなければお客様の信頼を得ることはできないのではないでしょうか。だから、人としてのいろいろな勉強もしていかなければならないと思っています。
 
山本 なるほど。僕もバレーボールのチームでキャプテンを務めた際、バレーがうまいだけではチームをまとめることができないと感じていました。
 
古川 興味深いですね。山本さんがどのようにチームをまとめられたのか教えていただけますか? 会社というチームのキャプテンである経営者の方々にとっての良いアドバイスになるかもしれません。