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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 ホームスタッフ・コンビニさんは、家事代行のスタッフ派遣事業を手がけているそうですね。家事代行のお客さんって、どういった方が多いのですか?
 
伊藤 仕事後も資格取得の勉強や人脈づくりでお忙しい、ビジネスパーソンの皆さんからのご依頼が多いですね。毎週、または月に2回程度、お客様宅にお邪魔して掃除・洗濯をいたします。また、介助サービスも行っておりますので、お子様やご高齢者様のお世話にも対応いたしますよ。
 
石黒 家事を代わりにやってもらえば、時間を有効活用できますね。需要があるのもわかります。伊藤代表は2004年にこの事業を始められたとうかがいました。そこに至るご経歴を教えてください。
 
伊藤 私は美術短期大学のインテリア専攻を卒業後、建築パースの仕事を経て、経営コンサルタントの研修を行う会社に転職しました。そちらでは雑誌編集業務などを担当していて、いつも締め切りに追われ、企画を立てるなどの宿題を抱える日々に倦んできていたのです。還暦を迎える頃、10年間入退院を繰り返していた夫が亡くなりましたのをきっかけに、「デスクワークはもういいかな」と思って辞めました。ちょうどその頃、家事代行サービス業の方に仕事のお話をうかがう機会があって、体を動かせる仕事に魅力を感じて、始めてみたんです。
 
石黒 ご主人の死を乗り越えて、60代からチャレンジされたなんて尊敬します! お客さんから鍵をお預かりして、留守の間にお掃除するわけですよね? 見ず知らずの方が自分の部屋へ入ることに、抵抗を感じる方もいそうです。
 
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伊藤 その通りです。ですから最初は、担当するスタッフをお客様の職場の近くや休日に連れて行って、会っていただくなど、顔合わせは事前にしっかりと行うようにしています。また、留守の間のやり取りは、連絡ノートを活用するんですよ。「今日は雨でベランダ掃除ができなかったので、窓ガラスを拭きました」、「スポンジにカビが生えているので交換されたほうがよいかもしれません」といった内容を書き込んで、お客様に作業状況をお知らせいたします。
 
石黒 ノートという間接的な方法でも、コミュニケーションが取れると安心するだろうな。
 
伊藤 子育て経験豊富なスタッフが多いので「ご自分の息子や娘にしてあげたいことをやってらっしゃい」と伝えていますね。