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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

実務の楽しさを伝える
クレーン教室で人材育成

 

免許だけでは駄目、実務教室で実践力を

 
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畑山さんも坂野社長の指導のもとクレーンに乗車
畑山 ところで、御社のホームページを拝見すると、クレーンオペレーターのトレーニングをする実務教室を設立されるとのことで。なぜこのような計画を?
 
坂野 それは、現状、クレーン免許の取得までの流れに問題があるからです。例えば、普通の車の免許を取得する際、発進や停止、速度の調整、カーブの走行など様々な技術を綿密に教えられますよね。しかしクレーン車の免許は国家資格なのにも関わらず、そういった綿密な教習プランがありません。実践的スキルが身につかないまま免許を取得できてしまうんです。そうなれば現場でスキルを磨いていくしかないとは言え、技術が伴っていないため現場監督にしばしば叱責され、辞めてしまう。これでは後継者を育成することができません。
 
畑山 つまり、先んじて実践力を高めてもらうことで、「免許は取ったもののクレーン車に乗る仕事は辞めてしまった」という状況を減らしたいわけですか。
 
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12台のクレーンを保有し、幅広いニーズに応えている
坂野 その通りです。受講希望者には3コースをご用意しています。クレーンに触れてみたい方やなんとなく興味がある方におすすめの「体験コース」、クレーンオペレーターになりたい方や実際に業務でクレーンを操作している方向けの「普通コース」、実務で遭遇する特殊な現場のトレーニングを受けられる「応用オプションコース」です。「普通コース」を卒業された方には、一部時間帯に限りクレーン車乗り放題の特典がついています。
 
畑山 太っ腹ですね! 乗り放題ならクレーン車の技術もどんどん高められる。何よりも、何度も操縦することでクレーン車に乗る楽しみも生まれてきそうですよね。
 
坂野 畑山さん、私がこの教室を開いた最大の理由はまさにそこなんですよ! クレーンを動かす楽しさを知る前にこの業界を辞めてしまうのはもったいない。確かに現場で叱られ続けるのは辛いですが、その楽しさに気付きさえすれば、どんなに苦しい状況でも頑張れるはずです。現に、先日、ハローワークの求人を見て「人生を変えたい」と当社に来てくれた人がいました。クレーンオペレーションはできるようになれば楽しいからこそ、人生を変えられると、私は思うんです。今、クレーンオペレーターを目指している方も、どうか諦めずに頑張ってほしいですね。
 
 
 
 

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