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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

木更津の発展に貢献! 
縁を大切にする警備会社

 

食べていくため漁師から警備業に転身

 
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会長の近藤洋子氏
近藤 アクアラインといえば、パーキングエリアの「海ほたる」には、弊社の警備員が常駐しているんですよ。あの施設は海上島なので潮風ですぐに傷んでしまう。だから、キレイに維持するため絶え間なく改修工事をする必要があるんです。女子トイレなどのように、男性の警備員を配置するわけにいかない場所が多いので、弊社の警備員が必要とされています。
 
 そうだったのですね。それでは近藤会長に、これまでのご経歴や創業の経緯をおうかがいしたいと思います。
 
近藤 私は山形県生まれです。木更津の漁師の家に嫁ぎ千葉へ来ることになりました。当時は釣り船を出したりアサリ、アオヤギ、スズキなどの漁や仲買をしたりしていましたね。
 
 もともと漁師さんだったとは、意外なご経歴ですね! なぜ、警備会社を立ち上げることに?
 
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近藤 アクアラインの建設が決まったからですよ。アクアラインができると潮の流れが変わってしまう。いずれ漁業では食べていけなくなり、家族が一緒に暮らせなくなるのではないかと不安を抱くようになったんです。
 
 実際に、そのような目に遭った方は多いのでしょうか。
 
近藤 ええ、みんな顔見知りの仲間ですし、とても悲しいことですね。
 
 アクアラインができて、よかったことばかりじゃないんですね。新しい仕事として警備業を始められてからは、いかがでした?
 
近藤 そもそもは主人のアイデアで勉強を始めましてね。警備のことなんて何も知らなかったし、本を買って読んでみたものの、ほとんど内容もわかりません。そこで警備業協会という団体の本部に、どうすれば警備会社を立ち上げられるのか聞きに行くと、「漁師のあなたに警備業は無理ですよ」と言われてしまったんです。
 
 でも、そんな言葉にめげず勉強を続けたと。
 
近藤 もちろんです。だって、食べていくにはやるしかありませんからね。人間は懸命に努力すれば必ず報われる。「それはできません」と言わずに挑戦すれば、どんなことでも結果を出せるという気持ちで今日まで生きてきたんです。