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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 神奈川県横浜市出身。高校を卒業して進路について迷っていた時期、葬儀専門学校の講師に偶然出会ったことを機にその学校に進学する。卒業後は業界大手の葬儀会社に就職。365日24時間休みのない多忙な業界でありながら、懇切丁寧な対応が評判を呼んで、遺族から指名依頼されることも多い。(株)花葬を設立後も、「心のケア」を信条とする姿勢は変わらない。【ホームページ
 
 
 
滞りなく葬儀を終えることを重視する葬儀会社も多い中、株式会社花葬はひと味違う。大屋徹朗代表取締役が掲げるのは「心のケア」だ。設営や進行を滞りなく丁寧にこなすのは当たり前。「葬儀」という、悲しみが大きく、しかも勝手のわからないイベントに際し、遺族が抱えがちな不安に寄り添い、緩和するところまでが自分の使命であると大屋社長は語る。「ありがとう」と遺族の笑みがこぼれる同社の葬儀は、故人にとっても幸せな時間であるに違いない。
 
 
 

1つの葬儀にとことん心を尽くす

 
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インタビュアー 川上麻衣子(女優)
川上 花葬さんは、1つの葬儀に寄り添った対応を標榜される葬儀会社さんだとお聞きしました。大屋社長は、業界歴10年以上だそうですね。
 
大屋 葬儀の専門学校を卒業後、大手葬儀会社に就職して以来、セレモニーに携わってきましたからね。
 
川上 それだけ長く関わられた中で、葬儀に対してどんな考えをお持ちなのか、ぜひうかがいたいです。
 
大屋 前職での上司の言葉を拝借して、「葬儀は儀式だ」と考えています。当然のことのように感じるかもしれませんが、実は近年“儀式”との意識が薄れているんですよ。
 
川上 大切な別れの場ですから、単なるイベントではありませんよね。でも、日常的なものではない分準備も大変だと思いますから、簡単に済ませたい気持ちも少しわかります。だって、葬儀って不安だらけじゃないですか?
 
大屋 そうですね、不安があって当たり前だと思います。だからといって、葬儀を簡素化するのではなく、例えばお寺さんの存在をはじめ、必要な要素まで除外する方法はうなずけませんよね。ご遺族のあらゆる不安をしっかりと受け止め、心を尽くして良い葬儀を執り行うことが私の理想とする葬儀会社の使命なんです。
 
川上 なるほど、それが「1つの葬儀に寄り添う」ということなんですね!