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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。大学時代に起業を経験。卒業後は食品メーカーに就職して営業職で活躍した。2011年に祖父の代から続く新聞配送専門の安立運輸(株)に入社。2014年、父の急逝をきっかけに3代目の社長に就任した。また(有)善速運輸の代表取締役も兼務している。趣味はゴルフとフットサル。会社は墨田区のフットサルチームのスポンサーでもある。【ホームページ
 
 
 
新聞配送専門の安立運輸株式会社と、新聞配送に加え、その他の運送事業も受け持つ有限会社善速運輸。両社の3代目社長に若くして就任し、併せて370人を超える従業員の先頭に立っているのが、出島康佑代表取締役社長だ。時間に厳格な新聞配送で培ったノウハウを武器に、新たなトラック輸送の可能性を開拓すべく、着々と準備を進めている。そんな出島社長に、これまでの歩みと今後の目標、従業員への期待、そして自身の責務について、たっぷりと語ってもらった。
 
 
 

女性も活躍できる、新聞配送

 
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インタビュアー 川上麻衣子(女優)
川上 安立運輸と善速運輸を経営する出島社長にお話をうかがいます。運送業界では、ドライバー不足が業界全体の課題になっているそうですね。
 
出島 そうですね。私自身としては、ドライバーがやりがいのある職業なのだと一般の方々に広く知ってもらいたいと思っています。ただ、この業界は「きつい力仕事で長時間労働」というイメージが根強くて。昔と今では、この業界の状況も大きく変わっているんですけどね。例えば安立運輸と善速運輸では主に、大手新聞社様の新聞配送を手がけています。この作業は女性でも無理なくできますし、何より定時に配送することが義務づけられていますから、拘束される時間も決まっている。すごく働きやすい環境だと思います。
 
川上 業界の状況も昔とは変わりつつあるし、力に頼らず、女性が活躍できる仕事もたくさんあるんですね。新聞配送の具体的な仕事内容を教えてくださいますか。
 
出島 新聞を各地の販売店まで配送するのが主な仕事ですね。朝刊を東日本エリアの各販売店に運ぶのは、前日の23時から翌日の3時ぐらいの間です。夕刊は11時から15時ぐらいの間に、各販売店にお届けしています。
 
川上 東日本ということは、かなり広範囲の配送をカバーしているんですね。
 
出島 そうですね。昔は全国に届ける新聞が全て、東京で印刷されていました。そのため、例えば山形県の各家庭に配達される朝刊も、大手町の印刷工場から毎日トラックで運んでいたんですよ。現在は各エリアに印刷工場が置かれていますので、当社が構えるエリアごとの営業所から各販売店までのルート配送を行っています。