B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 兵庫県宝塚市を拠点に活躍中の、アンドアーキテクト一級建築士事務所さんでは、主に住宅を中心に、様々な設計を手がけているそうですね。阪本代表が建築士になったきっかけを教えてください。
 
阪本 中学生の頃、技術の授業で「方眼紙に自分が住みたい家の間取りを描いてみよう」という課題が出たんです。そのとき、初めて想像を絵に落とし込むことを体験し「設計っておもしろい!」と感じたのが原点です。それで高校卒業後は大阪にある建築の専門学校に進学しました。そこは歴史のある学校で、様々な個性あふれる先生方がおられましてね。私はそこで建築を想像し計画していくための姿勢や楽しみ方を教わりました。今でも大変活躍されている建築家の先生と出会えたことは、私の建築への向き合い方を変えてくれたように感じます。
 学校卒業後、建築会社2社で合計14年近く設計業務に従事してから独立を決断しました。現在は自身の設計事務所の仕事と並行して、卒業校である専門学校で講師の仕事もさせていただいています。私の経験を少しでも若者たちにも伝えられればと取り組んでいます。
 
水野 会社を運営しつつ次代の人材も育てているなんて、阪本代表は建築の仕事がとてもお好きなんですね。熱心に授業を行う姿が眼に浮かびます!
 
阪本 様々な経験を積むことが大切だと考えていますので、講師を務める決断をしたのも、スキルを磨くためのチャレンジだったんです。私が学生時代に感じた、「建築っておもしろい」という感覚を1人でも多くの学生に知ってもらいたいと思っています。
 
水野 独立したのは2015年とお聞きしました。会社勤めの頃よりお客様とやりとりすることも増えますよね? 理想の家を提案するため、気を付けている点があれば教えてください。
 
glay-s1top.jpg
阪本 最近のお客様は、インターネットや雑誌で得た知識を頭の中に詰め込んで、様々なイメージを膨らませてくる方が多くなりました。ただ、その中にはニーズとコストの釣り合いが取れていなかったり、将来の生活環境を考えると、現実的でなかったりするものも多いんです。そうした夢と現実のバランスを調整して、お客様では思いつかないアイデアとデザインをご提案することが、当社のモットーです。
 
水野 「言われたとおりに設計します。他のことは知りません」というスタンスではないんですね。
 
阪本 もちろんその通りです。最適な答えを導き出すために、お客様と対話を重ね、価値観を共有することを心がけています。