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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

家や家具の補修で
顧客にもう一度喜びを

 

人間性が技術を引き立てる

 
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タージン 補修作業をする際は、どのようなことに気を付けていらっしゃいますか?
 
水﨑 技術力を以て作業に当たるのはもちろん、私は人間性や心構えの部分も重視しています。当社に初めて依頼される方の中には、1度か2度リペアに失敗されているケースがあり、「今度は騙されないぞ」という気持ちでおいでなんです。ですから、そうした負の感情をどうやって喜びという正の感情に変えられるかという、その心構えが大切なんですね。そうして最後に喜んでもらうことができれば、職人にとっても大きな自信になりますから。
 
タージン リペア職人さんは、壊れた部分を元に戻すという意味でお医者さんのようです。いくら技術のあるお医者さんでも、横柄な人には診てもらいたくはないですもんね。
 
水﨑 謙虚さは大切ですよね。職人さんの中には、「こんなことをしても無駄だからこうしておきました」と、注文以外の作業をする方もいるのですが、それでは技術の押し売りです。あくまでも求めに忠実に作業をして、できなかった時に初めて代替案を出す。そうすればお客様とも深い信頼関係を築けるんですね。
 
タージン なるほどなぁ。でも、その誠実な姿勢を会社全体で貫くのは難しいでしょう。
 
水﨑 お客様の要望が千差万別であるように、職人も十人十色ですからね。それをまとめていくのは難しいことではありますが、人間性には経験や年齢は関係ありません。だからこそ、私は人柄を重視するんですよ。
 
タージン 芸能界でも、長年生き残っている方々は、カメラが回っていない場所でも人格者なんですよね。撮影スタッフへの気遣いや配慮を見ても、やっぱり皆さん謙虚なんです。
 
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水﨑 そんな中でタージンさんも長らくご活躍されていますよね。何か心がけておられることはありますか?
 
タージン 自然体でいることです。やはり私も人間性を大切にしていますし、これはどの業界でも同じですよね。ちなみに以前、ある大御所のタレントさんに、「タージンはサインを書いても当然と思われるけど、僕はサインを快諾しただけでものすごく評価が高まる。だからタージンは損している」と言われたことがあるんです(笑)。つまり、世間にはサインをお願いしやすい人と、頼みたいけど気後れしてしまう人の2種類いるわけです。水﨑社長がお客さんやスタッフの方々から頼られるのも同じで、お願いしやすい雰囲気がある。しかも水﨑社長は求められたハードルより、もっと高い所を飛び越えるでしょう。ここがお客さんが次の仕事を依頼したくなり、スタッフが信頼を寄せたくなるポイントなんだと思いますね。
 
 
 
 

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