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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 宮崎県出身。長年通っていたカラオケ店の閉店をきっかけに、シニア層が歌を楽しめる場が減少していることに危機感を抱く。うたプロモーション(株)を設立し、カラオケハウス「銀の夢」をオープン。歌唱による健康を目的とした店は、またたく間に人気を集めた。高齢化が進む日本の現状をかんがみ、フランチャイズ加盟店を各地から募集中。【ホームページ
 
 
 
かつては宴会場やスナックなど、酒の席での余興として浸透したカラオケ。今や若者にはもちろん、海外でも「KARAOKE」として普及している他、デイサービスや介護施設で楽しまれる光景も珍しくない。しかし、店の経営者の高齢化による体力の限界により、カラオケができる場は減少傾向にある。依然として高いニーズに応えるため、うたプロモーション株式会社・宇野穰代表取締役が始めたのが、シニア向けカラオケハウス「銀の夢」である。
 
 
 

シニア世代が歌い語らうカラオケ店

 
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インタビュアー 川上麻衣子(女優)
川上 本日は、うたプロモーションさんが運営するカラオケハウス「銀の夢」鶴見末吉橋店にお邪魔しています。お客さんの楽しそうな歌声が聞こえてきますね。日本人はカラオケが大好きだと改めて感じます。
 
宇野 日本が誇る娯楽文化ですからね。ただ、私たちが他のカラオケ店と違うのは、シニア向けのカラオケ店として、健康促進を目的とする点です。実は、脳梗塞からのリハビリとしてカラオケを推奨するお医者さんもいるなど、健康づくりに効果的とされているんですよ。ただ、近年は歌える場が減少気味です。例えばスナックは2000年代に入り店舗数が半減していますし、カラオケボックスも閉店が進んでいます。
 
川上 確かに、特に地方では繁華街の過疎化が目立ちますよね。理由は何でしょうか?
 
宇野 私が思うに、経営者の高齢化ですね。カラオケ人気は依然としてあるのだから、歌う場を誰かが提供しなければと思ったんです。
 
川上 若者と違って、自力で場を開拓しづらいシニアの方に、こちらから手を差し伸べようというわけですね。