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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

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熱血女性社労士にお任せ

 

社労士としての「対話主義」と「現場主義」

 
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宮地 そこからどんな経緯で、社会保険労務士になったんでしょう。
 
八木 郷里の秋田の村が合併することになって、長く村会議員を務めていた父が新しくできる市の議会議員選挙に立候補したんです。その手伝いのため帰省して、地元の方々とお話をさせていただいた際に、自分が年金制度や介護保険制度などの社会の仕組みを知らなすぎることに気付いたんですね。その時に、以前に出産や育児休業などで法律を知らないばかりに苦労したことも一緒に思い出して、人に身近な法律を扱う社会保険労務士の仕事にすごく興味を持ったんです。
 
宮地 ご自身の経験が元にあるんですね。それから、どう動かれたんですか?
 
八木 上司に事情を説明して、整備工場を辞め、介護事業所に転職しました。そこで人事労務の経験を積み、同時に社労士の勉強も続けて、資格を取得したんです。大変でしたが、中小の事業所さんのリアルな状況を知ることができて、この時の経験も、今の社労士業務に活きていますね。
 
宮地 整備士から転身されて、相手が機械から人に変わったと思います。現在、社労士としてはどんなことを大事にしておられますか?
 
八木 お客様のお話をしっかり聞くことです。社労士は契約先との信頼関係がないと成り立たない仕事なので、相手が話しやすい雰囲気をつくることはすごく大事にしています。
 
宮地 かかりつけのお医者さんみたいな感じなのかな。そういった姿勢やコミュニケーション能力は、どこで身に付けられたんでしょう。
 
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八木 学生時代のアルバイトも含めて様々な業界や職場を経験し、いろいろなタイプの方々と関わってきましたから。たとえば主業務の一つである就業規則の作成などでは、社内のナイーブな事情もお話しいただかないと、生きた規則はつくれません。だから社長様には、「前から何となく気になっていたんだけど」 というようなレベルのことも率直にお話しいただきたいと思っています。もちろん、無理に聞き出すようなことは絶対にしませんが、向き合っているだけでも信頼関係が違ってきますからね。
 それと、従業員の皆さんのお話も、できるだけおうかがいしたいと思っています。「時間がとれない」 といったご事情で難しければ、皆さんの様子を見させていただくだけでもいいので、現場に極力足を運びます。
 
宮地 いわば 「対話主義」 と 「現場主義」 ですね。すごくいい姿勢だと思います。
 
八木 社労士として 「法令順守」 は基本ですが、私はあくまでも、現場の実態が優先です。杓子定規な就業規則をつくっても、実際に働く人が辛くなって生産性が下がってしまっては本末転倒でしょう。経営者様にも従業員の皆さんにも納得してもらえる提案をするのが、本当の社労士だと思いますよ。