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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

企業経営者と夢を共有し
会社の未来をともに願う

 

司法書士の仕事をアピールしたい

 
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杉田 芸能界にいると、司法書士さんと直接お会いすることは少ないのですが、契約書類の作成をはじめ、いつもお世話になっています。ただ、どういう時に司法書士さんに相談したらいいか、素人にはわかりづらい部分がありますよね。
 
松本 仰る通りです。司法書士は従来のように不動産屋さん、銀行さんと提携していれば、宣伝せずとも安定した仕事があります。でも、世の中はどんどん変わり、需要も増えているのだから、それではいけませんよね。「私たち司法書士の仕事はこれです!」 と、しっかり業界をPRするためにも、現在、法律の資格や公務員受験の専門指導校「伊藤塾」での女性を対象とした講演会をはじめ、様々な挑戦をしているところです。その一貫として、弁護士や社会保険労務士、公認会計士、税理士などの他士業とタッグを組んで起業したい人や中小企業の経営者をサポートする 「リーガルタッグファイブ」 というユニットでの活動もしているんですよ。
 
杉田 松本所長は業界の活性化に意欲的に取り組んでらっしゃるんですね! ところで、司法書士さんは女性の方も多いのでしょうか。
 
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松本 多いとは思いますが、大半は以前の私のように事務所勤務で、経営者は少ないでしょうね。私も仕事復帰はアルバイトから始め、徐々にお客様との関係を築き、10年かけて自分の事務所開設の準備をしてきました。元の職場の所長や同僚、お客様や周囲の方々に助けていただきながら、自然な流れで独立することができました。感謝の気持ちでいっぱいです。
 
杉田 その間にキャリアも積まれ、満を持しての独立だったことがうかがえます。実際、独立されてみていかがですか。
 
松本 やりがいもあり、楽しいですよ! 年齢も業種も様々な方からお仕事をいただく中でも、渋谷という土地柄IT企業の方からのご依頼や、会社の登記関係が多いんですよ。起業を目指す方や中小企業の経営者の方とお会いするととてもいい刺激をいただきますし、そこで気付いたことを実践していくうちに、お客様が自然と増えていきました。