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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

生活や経済を陰で支える
システム開発は「山登り」

 

「千里の道も一歩から」地道に頂を目指す

 
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片山 プログラムをつくるのは 「人」 でしょうから、インシデントを減らすためには人材の質も重要になってきますね。
 
松浦 良いことに気付いてくださいました。業務システム開発業務は裏方。同じIT業界といっても、ゲームやインターネット関連技術のような華々しさはありません。ゆえに最近は知識に長けた若者が集まりにくいというのが業界の現状なんです。
 
片山 職業に貴賎はないと言いますが、仮にゲームがバグっても生活に大きな影響はありません。しかし業務システムは私たちの生活を支えている。そのぶん、やりがいは大きいと思うのですが。
 
松浦 そう言っていただけると報われます。よく社員にも言うんですよ。「頂を見て山に登るな。一歩一歩、確実に目の前の地面を踏んで登ろう」 と。要は、先や上を見すぎると焦ってばかりいて、足を踏み外す恐れがあるということです。
 
片山 わかります。現役時代、負荷の高いトレーニングを行う際に終了予定時間だけを考えていたら、投げ出したくなったんですよね。あまりにもゴールが遠くて(笑)。
 
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松浦 そういうことです(笑)。納期を守ることは大切ですが、そればかり気にしていたら集中力を欠きます。プログラムは1文字1文字の積み重ね。誠心誠意でコツコツと、地道に積み上げていくことが最短の道のり。気付いたらゴールだった、というのが理想ですね。
 
片山 でも、時には途中で投げ出したくなることだってあるでしょう。
 
松浦 そのような時、私たちはお客様やエンドユーザーの顔を思い浮かべます。業界における普遍的真理ともされている言葉に 「後工程はお客様」 というものがあります。後工程を単に次の工程に託す考えでは甘さが出ますから、直接お客様やエンドユーザーに納品する気持ちで作業しよう、という戒めです。
 
片山 なんだか、松浦社長のお話をうかがっていると、古武道のように思えてきますね。人間の身体を動かしているのはやる気、根気、「気をつける」 の 「気」 ですよ。
 
松浦 余談になりますが、私は65歳から剣道を始め、今年で2年目になります。思うに、刀を用いた勝負なら1回限りで、斬られたら2回目はありません。剣道は竹刀を用いて、師範はじめたくさんの方に幾度となく 「斬られ」、そのたびに命を救われかつ、技を伝授されてきた。剣道を始めて 「相手を尊敬・感謝する」 という気持ちが一層強くなりました。剣の道と同じく、仕事は厳しいものですが、一生修業という気持ちで精進していきたいと思います。
 
 
 
会場提供:(株)ディレクターズ 
 :: 会社概要 :: 
   ■ 社名 未来情報システム株式会社
 ■ 本社 〒270-1154 千葉県我孫子市白山2-18-17-403
 ■ 東京事業所 〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町32-3秀和日本橋箱崎レジデンス711号
 ■ 事業内容 コンピュータシステムコンサルタント業務/各種システム開発支援/ソフトウェアパッケージ開発・販売
 ■ 設立 平成9年2月
 ■ 従業員数 25名
 ■ ホームページ http://www.miraijoho.net
 
 
 
 

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