インタビュアー 濱中治(野球解説者)
大川 当教室は2008年に父が開業しました。私自身は人材派遣会社の営業や介護会社の人事職に就いていたのですが、父が病気になったことをきっかけに教室を手伝うことになり、2021年に運営を引き継ぎました。といっても当時の私はそろばんの素人だったので、ベテランがそろう当教室の先生方に指導方法を学んだり、全国レベルの生徒さんを輩出するそろばん教室に足を運んで教えていただいたりしながら、少しずつノウハウを身に付けていきました。
濱中 私も子どもの頃はそろばん教室に通いましたよ。懐かしいですね。では、JDSそろばん教室さんのカリキュラムについてお聞かせください。
大川 以前の当教室は、そろばんを趣味の延長として楽しんでもらうことを大切にしていました。それが父の方針だったんです。しかし、私は学生時代に柔道に打ち込んできた経験から、そろばんでも子どもたちを大会に送り出し、勝つ喜びを味わってほしいと思ったんです。一番になれなくてもかまいません。頑張った経験は裏切らないし、必ず自分を成長させてくれる。ですから、結果より努力の過程を大切にしています。
濱中 そろばんも野球と同じ。一流になるには地味な練習が欠かせませんよね。

濱中 楽しさがあるから続けられる。そして、続けるからこそ「できた」という実感につながるわけですね。
大川 ええ。当教室では、スポーツに取り組むような感覚でそろばんに夢中になってもらいたいと考えています。大会で勝って大喜びする子もいれば、負けて悔し涙を流す子もいます。そうした経験を一つひとつ積み重ねながら、“楽しい”を“できる”に変えていく。それが当教室の目指す教育です。そろばんの技術だけでなく、挑戦する力や人間力も育んでいきたいですね。


