インタビュアー 濱中 治(野球解説者)
西田 大阪市職員として41年間、税務を軸に福祉やシステムなど、行政のさまざまな分野に携わってきました。生活保護のケースワーカーや行政不服申立ての審査業務も経験し、国と地方公共団体、現場をつなぐ調整役も務めてきました。この間、制度をつくる側と現場で運用する側の双方を経験したことと、市民の方の声を直接聴いてきた経験が、現在の仕事に生きています。
濱中 豊富な行政経験を積み、現在は障がい福祉を専門にされているのですね。
西田 はい。グループホームや就労継続支援事業所などの指定申請をはじめ、開設準備、加算・減算の確認、運営指導への備えなどを支援しています。行政が何を重視しているのか、その背景まで読み取り、現場で実践できる形にしてお伝えすることを大切にしています。
濱中 制度が現場でどう運用されるのかまで理解していることが大きな強みなのですね。
西田 そうですね。行政にいると国の制度の方向性が見える一方、現場からは運用上の課題や困りごとが寄せられます。両者の意見をすり合わせ、つなぐ役割が必要だと感じていました。また、さまざまな要因で障がい福祉事業者の運営は以前に比べると厳しくなってきています。誠実に運営されている事業者様まで苦しくなり、その結果、利用者にしわ寄せが及ぶことは避けなければならないと考えています。
濱中 制度を理解していないことで事業を継続できなくなるケースもあるでしょう。西田代表には、そういう損をする人をなくしてほしいですね。

濱中 そのためには、最初に経営者の考えを深く理解することも重要になりそうです。
西田 おっしゃる通りです。なぜ事業を始めるのか、利用者様や地域に何を還元したいのかを丁寧にうかがいます。事業者様の思いをくみ取り、目指す方向を共有したうえで、「一緒にやらせてください」という姿勢で支援していきたいですね。
濱中 行政で41年間働いた後、新しい道に進むのには勇気が必要だったでしょう。その勇気と行動力をもって、これからも困っている方々を助けていってください!
「仕事を楽しむ」とは‥
いつも新しい人と会ったり、行ったことのない場所に行ったり、挑戦を続けていきたいと考えています。仕事でも日々新しいことに触れチャレンジすることが、楽しみになっています。
(西田 佳宏)
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