インタビュアー 今岡真訪(野球解説者)
福井 ええ。三田市、しかもこのつつじが丘で育った私は、子どもの頃から知的や精神、身体に障がいを抱えている子どもが周りに多く、それを当たり前だと思ってきました。その後、大人になって医療事務専門学校の講師になったある時、ふと「あの頃の、あの子たちは大人になってどうしているのだろう」と気になって調べたんです。すると「老障介護」という言葉にいきつきまして。文字通り、高齢の親が障がいのある子どもを介護する状態です。
今岡 体力でも生活費でも、親が年を取れば子どもの面倒を見るのも難しくなりますね。
福井 おっしゃる通りです。しかも、三田市は特に老障介護を支援する施設が少ないことに気付いたんですよ。そこで私は「施設がないなら自分で立ち上げて地元に貢献しよう」と決意しました。先日、自治体の許可が下り、今年2026年8月から入居が始まります。ここまでスムーズに運んだのは消防士の父、看護師の母が地域のために尽くしてきたことも大きかったと思います。町内の福祉施設や医療機関の方々もみなさん力を貸してくださいました。
今岡 まさに地元パワーの集結ですね。では、ホームの規模やポリシーを教えてください。

今岡 誰にとっても理想のグループホームになる。これが揺るぎない信念ですね。
福井 はい、福祉とは地球に生きる全ての人の幸せを考えること。ですから障がい者のみなさんやご家族はもちろんのこと、弊社のスタッフなど関わる全ての人に幸せになってもらうため、充実したサービスの中で業務の負担を減らす取り組みも続けます。


