インタビュアー T-岡田(野球解説者)
能登 宝塚で生まれ、中高・大学と奈良・京都で過ごした私は野球、バスケットボールが大好きでした。大学卒業後は神戸新聞社に就職し、社会部でスクープを取るため睡眠時間を削る、過酷な日々を送っていました。そうした中で起きたのが、2005年のJR福知山線脱線事故です。ご遺族の取材で妹さんを亡くされた女性からお話をうかがった際に、涙を浮かべながら「もう許してください」と言われてしまったんですよ。この言葉は今も忘れられません。
T-岡田 悪意があったわけでもなく、ご自身のお仕事に真剣に取り組んでおられただけなのに、結果としてご遺族を追い詰めてしまったんですね。
能登 ええ。「仕事は結果が全て」という価値観で突き進んできた私は、約70人のご遺族への取材で体と心のバランスを崩しました。歩くことが困難な時期もあり、新聞社を退職しました。そして「働くことの意味」を考えるようになったんです。その後、予備校の講師や家庭教師をしながら社会保険労務士の資格を目指して勉強し、無事に合格して当事務所を開業しました。

能登 そうかもしれません。もちろんT-岡田さんがおっしゃる業務も社労士として重要ですが、私は “手続き屋”ではなく、経営課題の解決に踏み込む“提案型”の社労士です。事務所の名称通り、労務・経営のコンサルティングや社員教育に力を入れています。お客様の会社と顧問契約を結び、賃金・人事評価・就業規則といった制度設計から経営分析、戦略立案、社員研修までさまざまな分野でサポートし、企業を強くしていきます。
