医療現場で痛感した予防の重要性
インタビュアー 水野裕子(タレント)
和田 はい、リハビリ専門病院で5年、整形外科クリニックで10年ほど経験を積みました。急性期から回復期、介護現場まで幅広く医療に携わる中で常に感じていたのは、「病院にかかる前段階でできるケアがあったのではないか」というもどかしさです。
水野 医療機関では、怪我や病気が起きた後でないと医師の指示が出ないと聞きます。リハビリテーションにかけられる時間も内容も限られますね。
和田 おっしゃる通りです。医療従事者である以上、怪我をしたり病気になったりした後にしか関われないジレンマを抱えていました。医療制度の範囲では予防に本気で取り組むのが難しい現状があります。もっと日常に飛び込み、自由な形で身体づくりに関わりたい。そう考えた末に行き着いたのが、パーソナルトレーニングでした。経験値を上げるため、都内の高校でバスケットボール部のサポートや、小中学校で特別支援学級の専門職員も務めています。
水野 私を担当してくれた理学療法士さんも、和田代表と同じようなことをおっしゃっていました。病院という枠が外れると、自由度が格段に上がりますね。
