インタビュアー 水野裕子(タレント)
杉本 私は小学校から高校まで野球一筋で、女手ひとつで育ててくれた母に恩返しがしたくて看護師を志しました。看護師免許を取得後、22歳で病院に勤め始め、約7年間、急性期やコロナの病棟、救急病棟などを経験しました。それと並行して、兄と慕う知人と飲食店やエステサロンの共同経営に携わったり、母と姉の放課後等デイサービスの立ち上げを傍で見ておりました。
水野 看護師としてのキャリアだけでなく、経営者としての経験も豊富だったんですね。20代でそこまで幅広いキャリアがあるのは珍しいと思います。
杉本 そうかもしれません。特に福祉事業の現場管理から経営まで経験できたことは、今の仕事にすごく活きていると思います。
水野 訪問看護ステーションを立ち上げようと思われたきっかけは何だったのでしょうか。
杉本 実は、学生時代からの友人との約束なんです。当時から、「男性看護師が活躍できる場所をつくろう」、「将来的には一緒に訪問看護事業を立ち上げよう」と語り合っていたんです。それで、2025年7月に株式会社SEOを設立し、10月にジャイロ訪問看護ステーションを開設しました。
水野 ご友人との誓いを果たす形で、起業されたんですね。御社では、具体的にどのような在宅医療サービスを行っているんですか?

水野 在宅医療って、ご本人にとってもご家族にとっても、不安を抱える場面が多いですよね。
杉本 だからこそ、身体だけではなく心の状態も丁寧に見ることを大切にしています。病気を忘れて生活できる時間をどうつくれるか、短い訪問時間でどれだけご本人やご家族に寄り添えるかを常に意識しています。