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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

家庭に眠る不用品を
一点からでも出張買取

 

副業で始めたせどりから、古物買取を本業へ

 
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亀山 西浦代表が出張買取をスタートさせたきっかけを教えてください。
 
西浦 もともとは会社員時代、副業で買い取りを始めたことがきっかけです。いわゆる「せどり」ですね。亀山さん、せどりはご存じですか?
 
亀山 ええと、確か、仕入れた商品を仕入れ価格よりも高く販売するビジネスのことですよね。
 
西浦 さすが亀山さん! 安く仕入れて、高く売る。商売の基本ですね。初期投資も少なく自分のペースでできるので、副業としてはもってこいだったんですよ。
 
亀山 しかし、本業でとなるとまた違うでしょう。会社を辞めて買い取りを本業にされたのは、どうしてですか?
 
西浦 私の子どもに障がいがありましてね。病院に通わせたりサポートしたりするには、時間に制約のある会社勤めは難しく、融通の利く働き方に変える必要がありました。これまで培ってきた業界知識や商品知識を活かせる仕事をと思い、独立を決めました。
 
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亀山 副業でご経験されてきたとはいえ、幅広い分野の商品を取り扱うとなれば、相当な知識が必要でしょう。苦労も多かったのでは?
 
西浦 確かに、目利きを失敗したり相場を読み切れなかったりしたこともありましたね。でもご家庭にお邪魔すると、「どんな商品に出合えるんだろう」とお宝を見つけに行く感覚で本当にワクワクします。
 
亀山 先ほど商品の一部を見せていただいただけで、私もワクワクしましたよ! お宝を探し当てたときの喜びは何物にも代え難いんだろうなあ。
 
西浦 娘に寄り添いながら自分のペースで仕事ができるのも、古物との出合いがあったからこそ。日々、感謝しています。
 
亀山 お子様への愛、そして古物への愛をひしひしと感じます。ご家族のためにライフスタイルを変える必要がある状況を、ビジネスチャンスに変えられたわけだ。西浦代表の心意気、実に素晴らしいと思います!