
インタビュアー タージン(タレント)
小笹 はい。もともと私は工業高校を卒業して、印刷関係の会社で5年間会社員をしていました。自分の働き方について模索していたとき、腰を悪くして入院し手術を受けることになったんです。その入院中に出会った男性看護師の方の働く姿を間近で見て、看護の仕事に興味を持つようになりました。 祖母と同居していたこともあり、介護の経験があったことから、「人を支える仕事がしたい」と思うようになったんです。そうして25歳で看護学校に入学し、看護師の資格を取得。卒業後は京都の総合病院に勤務しまして。 2025年4月に同僚だった篠原、中川と一緒に、訪問看護ステーションを立ち上げました。
タージン ご自身でステーションを立ち上げようと思った理由は何だったのでしょうか?
小笹 病院に入院している患者様の数は多く、一人ひとりにしっかり向き合ったケアをするのが難しいと感じていました。また、「家に帰りたい」「住み慣れた場所で過ごしたい」という患者さんの希望があっても、自宅でのケアは生活環境が整っていないと難しい現実があります。できるだけその人らしく、自宅で穏やかに過ごせるお手伝いをしたいという思いがありました。

篠原 私は助産師でもあり、一人ひとりとしっかり向き合える仕事が自分に合っていると感じて参画を決めました。地域と関わってケアをしていきたいと思っています。
中川 私はフットケアが得意なので、その技術を活かして利用者様にケアを届けたいと思い、参画しました。