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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

艱難辛苦を乗り越えて 目指すは日本一の旅館
山代温泉 みやびの宿 加賀百万石 代表取締役社長 吉田久彦

 
プロフィール 石川県出身。高校進学を機に上京し、慶應義塾高校・慶應義塾大学商学部で学び、大学卒業後は(株)JTBに就職。実家、ホテル百万石の破産を機に石川県に戻り、再生に力を尽くすも、当時は思い叶わずホテルは廃業した。その後、コンサル会社、旅館支配人を経て、別のオーナーの手に渡った山代温泉 みやびの宿 加賀百万石の運営会社(株)みやびの宿加賀百万石の社長に就任し、旅館の発展に尽力している。【ホームページ
 
 
 
「艱難汝を玉にす」。これほど、山代温泉 みやびの宿 加賀百万石の吉田久彦代表取締役社長に似合う言葉はない。多くの苦しみや困難を乗り越えて、自らが生まれ育った山代温泉を活性化するために、日々奮闘している。旅館業界は、昔ながらの慣習に縛られ、一般常識が通用しない部分も多い。吉田社長は、そのような古い体制を打ち破るべく、積極的に異業種と交流しながらさまざまなアイデアを生み出し、地域活性化に貢献している。
 
 
 

加賀百万石の歴史を感じる贅沢なひとときを

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 本日は、山代温泉 みやびの宿 加賀百万石さんにお邪魔しています。豊かな自然に囲まれた素敵なお宿ですね。敷地はどのくらいあるんですか?
 
吉田 敷地は2万坪、建坪は1万8000坪あります。日本でもトップレベルの広さなんですよ。
 
畑山 お名前の通り、加賀百万石の歴史を肌で感じられる由緒ある雰囲気がとても素敵ですね。
 
吉田 畑山さんにそんな風におっしゃっていただけて嬉しいです。
 
畑山 小さい頃から、ゆくゆくはこのホテルを継ぐと決めていらしたのでしょうか。
 
吉田 継ぐかどうかというのは別にして、ここが私にとって大切な場所だったことは確かですね。布団を敷く手伝いや、夏祭りの縁日の手伝いなど、よくしたものです。
 
畑山 吉田社長にとって、思い出の詰まった大切な場所なんですね。こちらは長い歴史をお持ちの宿だとうかがっています。
 
吉田 1907年創業です。昭和天皇やイギリスのサッチャー首相、ダライ・ラマ氏にもお泊まりいただいたことがあるんですよ。
 
畑山 錚々たる顔ぶれだ! 著名な方々にも愛されてきた由緒正しいお宿なんですね。
 
 
 
 

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