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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

おいしい葉物野菜を栽培 農業で八尾に貢献する
まちなかファーム 代表 赤阪憲昭

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 大阪府八尾市にある農園、まちなかファームさん。赤阪代表が農業を始めたきっかけを教えてください。
 
赤阪 私は子どもの頃から自然に触れることが好きで、会社員として働きながら自宅で季節ごとの野菜を家庭菜園でつくっていました。年々、八尾の田んぼや畑がどんどん減る様子を見て寂しさを感じ、自分の好きな農業で地域に貢献したいと考え、2021年に40歳で就農しました。
 
濱中 地元愛に溢れた若手農家の誕生ですね! 実際にどのような作物を育てているのか気になります。
 
赤阪 ビニールハウス3棟を管理する当農園では、小松菜や水菜、チンゲン菜、サラダ菜、ミニセロリなどの葉物野菜を中心に栽培しています。水耕栽培で季節ごとに旬の野菜を提供するために技術を磨き、自分の力で営業に回り販路も拡大するなど新たな挑戦を続けていますよ。
 
濱中 赤阪代表が丹精込めて育てた野菜は、どこで買い求めることができるのでしょう。
 
赤阪 栽培した野菜は飲食店や青果店、学校や介護施設、こども園などの施設へ給食用として卸しています。また、近隣のスーパーやJAの直売所でも販売していますよ。当農園の野菜は水耕栽培ならではのみずみずしさや色合いが鮮やかで、形も均一にそろった虫食いのないきれいな見た目がセールスポイントです。安心・安全・高品質と顧客満足度の高さを追求した野菜は、お子さんでもおいしく召し上がれると評判なんですよ。
 
濱中 お子さんが野菜を喜んで食べてくれると親御さんも助かります。赤阪代表も農業を始めた甲斐があるでしょう。就農という大きな決断は大正解でしたね。
 
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赤阪 ええ。自然が相手の農業は苦労も多いものの、問題を一つずつ解決できると嬉しいですし、配達の際にお客様と交わす会話や先輩の農家さんとのおしゃべりも楽しいですね。時々、当農園へ野菜を買いにいらっしゃるお客様もいるんです。どんどん足を運んでいただけたら嬉しいです。
 
濱中 赤阪代表の物腰柔らかな話し方から、農作物にもお客さんにも真摯に向き合っていらっしゃるのが伝わります。
 
赤阪 ありがとうございます。今後も地域の方々との繋がりを大事にしながら、幅広い年齢層の方においしい野菜をお届けしたいです。そして、誰もが気軽に立ち寄れる楽しい農園を目指していきます!
 
濱中 愛情をたっぷり注ぎ野菜を育てる赤阪代表のご活躍を期待しています。ぜひ、多くの方を巻き込んで八尾の農業を活性化してください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
農業は大変な仕事です。でも、その中で自分を高めて周囲に貢献できるか、自分なりに挑戦する気持ちでこの仕事に励んでいます。
(赤阪憲昭)
 

:: 事業所情報 ::

まちなかファーム

〒581-0847 大阪府八尾市東山本町9-42-1

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https://www.instagram.com/machinakafarm.yao