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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

精密機械部品で世界を支える
全員経営で成長、やんちゃ集まれ!

 

スタッフと共に労働環境を向上

 
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タージン 多くの企業が人手不足の問題に直面している中、御社はどうですか?     
 
髙橋 正直厳しいですが、随時募集はかけていますし、育成にも注力しています。企業は人なりと言いますよね。ですから、“人”が集ってくる会社でなければ将来は見えてこないと考えています。現在、人員は385名。ベトナムからの技術者や実習生も積極的に雇用を進めていますよ。
 
タージン グローバルに人材を集めているわけだ。どんな方に御社の門を叩いてほしいですか?
 
髙橋 ホームページにも載せている通り、「やんちゃな人」を大募集中です(笑)。
 
タージン やんちゃな人とは驚きです(笑)。具体的にはどんな人でしょう?
 
髙橋 決して暴力的な意味合いではないですよ(笑)。固定観念にとらわれず、何事に対しても自身の思いや信念をしっかりと持ってやり抜けるような人を、「やんちゃ」という表現で呼んでいます。
 
タージン なるほど。未来志向で道を切り開いていけるような、実直でガッツのある人ってことですね。
 
髙橋 はい。社内では、次代を担う後継者を育成するための取り組みも進めているんですよ。また、全員が気持ち良く働けるための環境づくりにも注力しています。2023年も若いスタッフに入ってもらい、新規プロジェクトを立ち上げたばかりです。企業運営には恒常的な労働環境の改善が不可欠なので、スタッフ同士のコミュニケーションを高めたり、能力評価の付け方を工夫したりと、より風通しの良い会社になるよう尽力しています。
 
タージン 若いスタッフも加わって会社づくりをしているところがいいですね。人が育つからこそ、会社も成長していく。その循環を確実なものとしている御社が、右肩上がりで成長中であることも、うなずけますよ。
 
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髙橋 ありがとうございます。企業経営にとって一番の課題はやはり、“人”だと思うんです。ですから将来を見据えつつ、人が集まりにくい問題にどう対応していくかが重要だと考えています。人材不足も見据え、若手エンジニアによるロボットを使った自働生産装置も社内で製作しています。また遠隔手術ロボット部品開発もプロジェクトで進めるなど、人手不足を補い、作業の自動化も視野に入れながら、エンジニアの育成を図っています。
 
タージン それは楽しみだ! 近未来のロボット開発や作業の自動化にまで裾野を広げているとは、御社の成長はまだまだ続くに違いありません。今日はとても嬉しいご縁を頂戴し、ありがとうございました。私と同世代の髙橋社長。今後も一緒に年を重ねながら頑張っていきましょう!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
若さを維持しつつ、常に挑戦を怠らず、やんちゃであり続けることです。
(髙橋善孝)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 扶桑工業株式会社
■ 本社 〒526-0043 滋賀県長浜市大戌亥町730
■ 新庄工場 〒526-0011滋賀県長浜市新庄馬場町350
■ 近江工場 〒521-0091滋賀県米原市岩脇593
■ 事業内容 建設機械部品・農業機械・産業機械部品の製作
■ 設立 昭和37年5月
■ 従業員数 385名
■ 主な取引先 川崎重工業株式会社 精密機械・ロボットカンパニー/株式会社ダイフク/ヤンマーパワーテクノロジー株式会社/日本パワーブレーキ株式会社/TOPY工業株式会社/広和株式会社/株式会社小松製作所/ダイキン工業株式会社/ダイキン・ザウアーダンフォス株式会社/パナソニック株式会社/島津プレシジョンテクノロジー株式会社/株式会社神崎高級工機製作所/住友精密工業株式会社/井関農機株式会社/株式会社不二越/株式会社竹内製作所
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