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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

依頼があれば全国各地へ 時流を読む電気工事士
有限会社ヤスフク電設 代表取締役 安福健太

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 ヤスフク電設さんは滋賀県彦根市を拠点に、電気工事を請け負っておられるそうですね。
 
安福 はい。弊社は1973年創業なので、2023年で50周年を迎えたところなんですよ。私はもともとホテルマンとして働いていて、その後、父が経営する当時のヤスフク電設に入社しました。そして事業を引き継ぎ、今に至ります。
 
狩野 50周年ですか! 歴史ある会社なのですね! 安福社長がまったく畑違いからの転職というのも驚きました。代表に就任後、どのように事業を展開してこられたのかぜひうかがいたいです。
 
安福 従来の照明・エアコン工事に加え、太陽光発電の事業を始めました。私の入社当初は今ほど普及していなかったものの、新しい試みをしたいと思ったんです。現在はV2Hのシステムや太陽光発電の魅力を伝えています。
 
狩野 あまり聞き馴染みのないV2Hというフレーズが気になりました。どういったものなのですか?
 
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安福 電気自動車のバッテリーを、電力として家庭で使えるようにする仕組みのことで、集合住宅や店舗でも使用できます。電力会社への依存度が低くなり、太陽光発電との相性も抜群に良いので、導入のメリットは特に丁寧にご説明しています。
 
狩野 昨今は電気代が高騰し、夏や冬は家計へのダメージも凄まじいですよね。V2Hを使いこなせば、自家電力で暮らせるようになるのでしょうか。
 
安福 まだ夢のような話ではあるものの、そうなるのではないかと考えています。電気業界を取り巻く状況は大きく変化し続けているからこそ、弊社は時代に合わせて柔軟に展開できる確信もあるんです。