内山　危機的な出来事から、ポジティブな新機軸を打ち出されたんですね。素敵な変化です。隆政さんが従業員の方の将来について真摯に考えてくれる会社ということがよくわかりました。コロナ禍を乗り越え、堅実に活動を続ける隆政さんが目指す今後のビジョンについて教えてください。
 
中村　法人化して3年目なので、今後は従業員をさらに増やして、より幅広い建設現場で活動していきたいですね。一方で、建設の仕事と直接の関係のない、動物の保護活動にも関心があります。私は一時期ヘルニアになり、車椅子生活を送った時期があるんですよ。そのときに愛犬がずっと側にいてくれ、リハビリがてらの散歩でもリードしてくれたおかげで、元気になれました。その恩返しの意味も込めて、動物の保護活動を展開していきたいと考えています。
 
内山　動物保護ですか！　実は私も、猫の保護活動に携わっているんですよ。猫仲間と一緒に、野良猫を見つけるたびお金を出し合って去勢手術を受けさせています。50歳になるまでに猫カフェをオープンするという夢もあるものの、猫カフェ事業ではあまり利益は考えていないので（笑）、現在は基盤をつくっているところです。いやぁ、中村社長と意外な共通点があって嬉しいなぁ。