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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

コロナ禍でも過去最高益 生産面も充実の鉄鋼商社
アースメタル株式会社 代表取締役 英保和秀

 
プロフィール (あぼ かずひで)兵庫県出身。鉄鋼資材の販売会社で業界のノウハウを積み、2014年2月にアースメタル(株)を設立。事業の多角化と柔軟な対応力を武器に、工業が盛んな姫路エリアで商社としての存在感を強めていった。海外営業所の立ち上げや2020年の新社屋完成、自社工場の稼働など、企業の規模増強にも積極的に着手。現在では日本全国に取引先を広げ、2021年上期には過去最高益を達成した。【ホームページ
 
 
 
B-plusに初めて登場してから5年。その間、右肩上がりの成長を続けてきたアースメタル株式会社。2021年上期には、コロナ禍で苦しむ企業も少なくない中、過去最高益を達成した。未曽有のパンデミックでもそれを成し遂げているのは、英保和秀代表取締役という牽引役がいたからにほかならない。過去にも数々の理念を語ってくれた英保社長に、今回はコロナ禍でも成長できた理由について教えてもらった。
 
 
 

コロナ禍で最高益を達成した鉄鋼関連企業

 
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インタビュアー 八木裕(野球解説者)
八木 鉄鋼関連事業のアースメタル株式会社さん。本日は新社屋にお邪魔しています。B-plusには5度目の登場ですね。この5年間、業績は右肩上がりだとうかがいましたよ。
 
英保 2021年の上期は過去最高益を達成し、下期もそれ以上の手応えを感じています。
 
八木 コロナ禍でそれはすごい! 今日はぜひそのあたりと、躍進を支える英保社長の横顔にも迫りたいです。まずはおさらいも込めて、会社の概要を簡単に教えていただけますか。
 
英保 アースメタルは2014年に設立し、白黒ガス管、圧力配管用鋼管、水道用鋼管、角形鋼管、ボイラー用鋼管、機械構造用鋼管のほか、各種さまざまな鋼管、それに伴う配管継手のフィッティング関係や鉄鋼に関わる材料など多数の品目を販売してきました。製缶施工、配管施工や機械加工も手がけていますよ。
 
八木 前回の対談時も、2020年に小野市に施工工場を構えたことで製造機能が備わり、仕事の幅が広がったとおっしゃっていましたね。
 
英保 ええ、お客様のニーズにより幅広く対応できるようになりました。