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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

 

次の扉に進むことが
何よりの楽しみになる

 
俳優の奥田瑛二さんには、アウトロー役や一癖あるヒール役といったイメージが強いかもしれない。しかし、インタビューではそのイメージとは裏腹に気さくにジョークを交えながら半生を語ってくれた。「すべての行動が俳優になるためだった」と話す奥田さんに、それほど思い焦がれた俳優という仕事の魅力や、俳優の道へ進むために必要なことについてうかがった。
 
 

無理なことは一つもない

 
僕が映画に感じる魅力は、幻の世界であるということ。でも、映画が嘘の世界だと思っているわけじゃないんです。映画の世界も、現実の世界も同じく“仮想現実”だと考えていまして。魔法の扉を通じて、2つの仮想現実を行ったり来たりしながら生きている感じかな。
 
映画からは、不可能はないと学びましたね。僕は人生において“チャレンジ”をしたことはないんですよ。そういう感覚を持ったことがありません。単純に「この道を進まなければ前に進めない」と思うだけ。中には、「それは無理だからやめておけ」と言う人もいるけど、そういった意見には耳を貸さないようにしています。子どもたちにも、人生において無理なことは一つもないと教えてきました。
 
夢は必ずつかめるんですよ。僕は、夢のまた少し先に“志し”があると思っていて、一つ夢をつかむと、志しがヒュっとさらに先へ伸びる。志しに際限はないんですよね。だから、常に未知の世界に向かって歩みを進めているんです。その道を進むための鍛錬はしてきたと自負しています。俳優としての道を歩むには、体を鍛えること、知識をつけること。そして何より、精神力を鍛えることが大切ですね。
 
夢に向かって走るには、道草も必要なんですよ。僕は幼い頃、学校から家まで15分で帰れるところを、遠回りして1時間かけて帰っていました。田舎道なので、ヘビやカエルに驚かされることもありましたね。いろんなものを見て、触れて、知識をつける。それと同時に好奇心も養われる、貴重な時間だったと思います。俳優は、すべての経験が糧になりますから。
 
 
 
 
 

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