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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

他社を圧倒する信頼で 非常用発電機を点検!
 株式会社塩見電気 代表取締役 塩見武志

 
プロフィール 大阪府出身。近畿大学経営学部を卒業後、太陽光発電の大手企業にて営業を担当。その後、電気工事店を営む義父からの誘いで、電気工事の道に進む。3年間現場にて技術を身につけた後、2018年に(株)塩見電気を設立。ビルや工場の受変電設備、非常用発電機の点検・メンテナンスを手がける他、次世代型節電ユニット「エコモ」の販売・施工にも力を入れている。
 
 
 
ビルや店舗に欠かせない受変電設備や、火事を未然に防ぐ非常用発電機の点検・メンテナンス。この重要な業務に特化しているのが株式会社塩見電気だ。また、電気料金を大幅に削減する次世代型節電ユニット「エコモ」の販売・施工も展開。営業と工事の責任を負い全国に取引先を広げている代表取締役の塩見武志氏は、大手企業にも臆することなく飛び込む見事なバイタリティと、熟練の職人という両面を持つ唯一無二の経営者だった。
 
 
 

営業から電気工事店に転身し販路を拡大

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 大阪府高槻市にある株式会社塩見電気さん。業務内容が一般的な電気工事とは大きく異なるとお聞きしています。しかも、職人さんのイメージを覆すさわやかな雰囲気の塩見社長。独立までの歩みを教えてください。
 
塩見 私は近畿大学の経営学部を卒業した後、太陽光発電の大手企業に就職し営業の仕事に携わりました。その会社で4年ほど働き、たまたま部長と飲みに行ったときに、「俺たちは、土日になったらただのおっさんだ」という話になったんですよ。営業の仕事は同じ日々の繰り返し。しかも、私たちは太陽光発電の技術があまりよくわかりません。どちらかというと「利回りがいいですよ」と不動産営業のような感覚で働いていました。
 
タージン なるほど。あまりやりがいがなかったというわけですか。
 
塩見 ええ。私は何か自分の武器になる知識や資格を持たなければと考えました。そこで選んだのが電気工事でした。実は、妻の父が地域に根差した小さな電気工事店の経営者だったんです。義父から「一緒に働かないか」と声をかけてもらい私は妻の実家の稼業に転職しました。
 
タージン いよいよ、現在に続く塩見社長のチャレンジが始まったということですね。
 
塩見 そうです。法人営業で鍛えられた私は、それまでに培ったノウハウを活かして販路の拡大に汗を流しながら、毎日現場に出て一人の職人として技術も磨きました。3年かけてさまざまな資格を取得し、2018年に義父の会社から独立し、弊社を立ち上げ、現在、法人としては2期目です。