タージン　関西全域をエリアに、解体工事などを手がける大阪府守口市の株式会社三輝（みき）工業さん。北詰社長は、前職では営業の仕事に就いていたそうですね。
 
北詰　ええ、コンクリート製品の営業をしていました。弊社は私の父が解体工事会社として創業したんです。10年後の2024年に法人化を果たし、そのタイミングで私が代表取締役に就任しております。事業を続ける中でお取引様の勧めもあって、私が事業を継ぐことになりました。
 
タージン　お父上の代から信頼されていたからこそ、取引先からそういうお話があったんでしょうね。
 
北詰　本当にありがたいお話でしたから、その分、私も覚悟を持って継ぐ決意をしました。父は今も現役です。50年のキャリアがありますから、まだまだ一緒に頑張ってもらいたいと思っています。現在の弊社は、建物の解体工事をメインに、内装解体、コンクリートを砕く、削る、壊すなどの斫り工事、処分にお困りの不用品などの残置物処分などを手がけているところです。
 
タージン　北詰社長が大事にされていること、工夫されていることは何でしょう？
 
北詰　例えば解体工事では、お客様に工事内容をご説明する際、デメリットについてもお伝えしますし、近隣の方々へのご挨拶、配慮もきちんと行います。また、一日の仕事は17時で終え、現場に入る前より清潔になるように掃除を徹底しています。
 
タージン　騒音・交通規制などで周辺に迷惑をかけてしまいがちな解体業のマイナスイメージを、御社から変えていこうとされているんですね。