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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

古民家風の癒しの空間で 旬の魚を活かした和食を
和sai 店主 松田依央里

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 本日は大阪市天王寺区の和食店、和sai(アイサイ)さんにお邪魔しています。「いくたまさん」と呼ばれ親しまれている生國魂神社からアクセスもよく、和の趣を感じる良い雰囲気のお店ですね!
 
松田 ありがとうございます。当店は日本の古民家をイメージして、伝統的な建築様式をそのまま用いた、和の空間をコンセプトにしているんです。普段使いはもちろん、記念日のお祝いなどの特別な日にもご利用いただいています。
 
濱中 確かにこの空間なら、落ち着いてゆっくりと食事が楽しめるでしょうね。目の前に並んでいる器もおしゃれなものばかりで、まるでギャラリーみたいですよ。メニューを拝見すると、こちらは魚料理が中心なんですね。
 
松田 ええ、私は幼い頃から釣りが好きで、大人になってからは自分で釣った魚をさばき、料理をするようになったんです。それがきっかけで飲食業界に飛び込み、和食店で修業を積んで2022年に独立しました。
 
濱中 私は和歌山県出身ですので、魚が大好物なんですよ。メニューを見ているだけで興味をそそられます。ランチも、これだけ品数があって1500円ですか!
 
松田 おかげさまでご好評をいただいています。その日の料理に使う魚は、自分自身の目で見て、納得できる品質のものを厳選し仕入れているんです。長年、釣りを通してさまざまな魚を見てきたので、目利きには自信があるんですよ。私は珍しい魚も好きなので、独自の仕入れ先から一般の市場では出回らないような希少な魚も仕入れていますよ。
 
温もりを感じる和の佇まい
温もりを感じる和の佇まい
濱中 よそでなかなか見ないような魚を味わえるとは、新たな発見があって楽しいですね。釣りの経験が豊富な松田代表が自信を持って仕入れた魚は味も間違いないでしょうから、お客さんも喜ぶでしょう。
 
松田 ありがとうございます。魚それぞれの個性を引き出す調理法にもこだわっていますよ。季節によって変わる旬の素材の味わいを活かし、四季折々の風情を感じられるよう、その時々で素材や料理に最も適した調理法を取り入れているんです。また、お客様に最後まで飽きずに食事を楽しんでいただけるよう、例えば魚料理にしても塩焼きや煮付け、天ぷらなど、多彩なメニューをご用意しています。特に氷柱に盛り付けるお刺身は大好評なんですよ。