矢部　YouTubeチャンネル「米Pの挑戦」を運営する企画屋くまのてさん。まずは、動画制作のプロである髙橋代表のご経歴を教えてください。
 
髙橋　私は専門学校で映像制作を学び、卒業後はテレビ番組の制作会社に20年近く勤務しました。情報・報道番組のディレクターを務めた後、「今の時代、いろいろな可能性があり、映像制作の幅を広げたい」と決意し、2022年に独立したんです。
 
矢部　思い切って環境を変え、現在はどのような動画を制作なさっているのでしょう。
 
髙橋　企業・店舗のコマーシャルやYouTubeの動画制作・編集が中心で、個人のお客様からのご依頼も大歓迎です。この仕事で肝心なのは自分がおもしろいと思えるどうか。楽しいと感じた仕事を追求し、その先にエンドユーザーの反応が見えるとやりがいを感じますね。
 
矢部　自分の感覚でお客さんに喜んでいただけて、それが企業やお店のためになるのだからやめられませんよね。ところで、YouTubeチャンネル「米Pの挑戦」は独自のご活動なのでしょうか。
 
髙橋　ええ。動画編集者が集まるSNSのコミュニティで出会った米山悠太朗氏と組み、八潮を元気にするためにチャンネルを立ち上げました。私は市内に住んでいるものの、米山は八潮とは縁のない人で、しかも、少しポンコツという彼のキャラを逆手に取り「地元出身ではない人が八潮のおもしろいところを勝手に探し、いろんな人を巻き込みながら街を活性化する」コンセプトの番組を配信しているんです。