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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

働く全員が支え合い 輝ける配送業で世界へ
株式会社UP's/UP'sGroup 代表取締役 佐藤友麻

 
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インタビュアー 宮地真緒(女優)
宮地 さいたま市を拠点に配送事業を手がけている、株式会社UP's(アップズ)の佐藤社長にお話をうかがいます。UP'sGroup(アップズグループ)として日本各地に支店を置いているそうですね。
 
佐藤 はい、群馬や千葉、静岡、岡山に広島、北九州と全国規模で事業を展開し、現在グループ会社は13社に及びます。大手ECの宅配やルート配送、チャーター配送など多様で安定した配送案件を各地のドライバーさんにご紹介しているんです。
 
宮地 どういった経緯で、現在の手広い事業に至ったのですか?
 
佐藤 もともと日雇い労務に就いていた中で「自分で会社を立ち上げて大好きな運送業に主体的に携わりたい」と考えるようになったんです。家族の存在も大きかったですね。結婚して息子を授かったので腹を括り、「なんでも配送佐藤」という屋号で事業をスタートさせました。
 
宮地 自分らしく働くため、そしてご家族を守るために独立を決心されたと。そこからどうやって13社ものグループ事業に拡大させたのか、気になります。
 
佐藤 独立当初のフィットネス器具の配送設置業が、輸入・中古車販売業に派生しましてね。その流れに伴いスタッフを増やす中、不動産や軽貨物などで起業したい人向けのセミナーも行うようになりました。そうやって事業成長と人材育成を合わせて進めるうち、今のような事業形態になったのです。
 
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宮地 類まれな経営手腕をお持ちなんですね! 特に、人を束ねる力に秀でておられる気がします。
 
佐藤 適材適所の人材配置は心がけていますね。各業務を私一人で仕切らずにスタッフを信頼し、各自の適性を見極めて求人やSNSなどを任せているんです。それぞれの能力を最大限に発揮できるようポジションを割り振っています。
 
宮地 ワンマンではなく、スタッフさん一人ひとりに得意分野で力を発揮してもらっていると。その采配の妙がグループ内の良い相互影響を生み、事業発展につながっているのでしょう。ちなみに、コロナ禍の影響はいかがでしたか?