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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

婚活に親身に寄り添い 結婚も夢も叶える相談所
結婚相談所 and com 大阪 代表 鴻巣忍

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 大阪市北区を拠点に婚活サポートを手がける結婚相談所and com(アンドコム)大阪さん。まずは、鴻巣代表の歩みからお聞かせください。
 
鴻巣 服飾関連の学校を卒業後、化学メーカーに入社し営業部に配属されました。以降、法人担当のセールス一筋で20年勤務したんです。すごく居心地のいい会社で、お客様とのコミュニケーションの取り方など多くの学びがありました。
 
矢部 化学メーカー勤務後、独立して結婚相談所を立ち上げるとは意外な経歴です。20年も在籍されたメーカーを辞して、起業されたのはどのような理由からでしょうか。
 
鴻巣 20年の間に夫と出会い、2人の子どもに恵まれました。“何事にも全力で、楽しみながら進んでいく”が私のスタンスで、仕事も育児も楽しみながら頑張ってきたんです。ただ、商談時間が夜の時間帯になることが多く、小さい子どもがいるとお客様のご希望に添えない場面もありまして。それなら今の自分の置かれた状況で取り組める仕事をしたいと思い、独立を考えるようになりました。加えて私のお節介な側面を生かせる仕事は何だろうと模索していた時に、夫が結婚相談所事業を行う株式会社IBJの話をしてきたんです。「お節介な人に向いているんじゃないか」と(笑)。早速、IBJに話を聞きに行き、当事業所の開業を決めました。
 
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矢部 確かに以前は近所のお節介なおばさんが、結婚の話を持ってきてくれることがありましたね(笑)。今の若い子たちならマッチングアプリでしょうか。ただ本音を言うと、私たちの世代はアプリを100%信じていいのか迷う部分もあります。お付き合いする相手を探すのならいいものの、結婚する相手を探すとなると信頼できる証があってもいいかなと。
 
鴻巣 おっしゃる通りです。ですから、私たちは独身証明書をはじめとしたさまざまな書類の提出をお願いしています。お互いの信頼度を高めるだけでなく、トラブルを避けるためにも欠かせない工程なんですよ。また婚活アプリの場合、出会った時点がゴールなんです。