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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

自分自身への問いかけで 人生を導くコーチング!
一般社団法人日本コーチング協会 代表理事 中島由利子

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 大阪市北区に拠点を置く一般社団法人日本コーチング協会さん。まずは、中島代表のご経歴を教えてください。
 
中島 私は一度OLになった後、大好きな英語力を磨くため、イギリスに留学し、帰国後は英会話スクールを立ち上げました。当時の授業で感じたのは、同じ熱量で同じように教えても成績が上がる生徒と上がらない生徒がいるのはなぜかということ。私の答えは、メンタルにあるなと感じました。
 
濱中 その結論がコーチングへの道を開いてくれたのですね。
 
中島 おっしゃるとおりです。そこで私は、米国のコミュニケーション心理学であるNLPのマスタープラクティショナーという国際ライセンスを取得しました。コミュニケーションを通じて「先生と一緒なら頑張れるかも」「自分を変えられるかも」と感じてもらえるよう生徒さんの想像力を引き出して、明るい未来をイメージできる状態に持っていくコーチングを授業に取り入れたんです。
 
濱中 そのコーチングの肝はどのようなものだったのでしょう。
 
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中島 私は、映像や写真など視覚を通して説明されると腑に落ちるタイプなんです。体の感覚でものを覚えるタイプなど、人間には異なる特徴があるので、一人ひとりに合った教え方で生徒を指導しました。また、英語学習を通じて、人生において大切なことは自分で自分を励ます力だとお伝えしたくて。おかげさまで「パワーをもらえた」「人生の武器を手に入れることができた」「人生の基盤をつくってもらえた」など、生徒さんや保護者の方からは英語の能力だけでなく、人間として成長したと喜んでもらえるようになりました。
 
濱中 明るく元気になった子どもたちの様子が目に浮かびます。
 
中島 ありがとうございます。やがて、生徒さんのお母様や経営者の方のメンタルコーチも務めるようになりまして。「夢が明確になった」「やる気が出た」と感動の声をいただいたんです。そうして、誰かの役に立つことにやりがいを感じた私は2003年に起業しました。職業訓練セミナーをはじめ、現在パーソナルコーチングやコミュニケーションセミナー、企業コーチング、コーチ養成資格講座などを開催しています。