
インタビュアー 八木裕(野球解説者)
山本 金属、鉄や非鉄のステンレス・アルミ・真鍮・銅など、さまざまな素材の表面を研磨加工しています。機械部品から家具の取っ手まで幅広く対応し、素材により研磨剤を変えながら磨き上げるのが私たちの役目。表面の凸凹や溶接の跡を除くバリ取り、ピカピカに光らせる鏡面仕上げなど、ご要望に応じていろいろな研磨ができるんですよ。
八木 先ほど作業中の動画を拝見しました。絶妙な力加減で研磨していらっしゃるんですね。まさに職人の技術がものを言う見事なお仕事だと感銘を受けました。ところで、見た目をきれいにするほか研磨にはどのような意味があるのでしょう。
山本 例えば、食品工場のパイプに材料が引っかかるとラインがストップしてしまいます。そのような事故を防ぐには、パイプの中を平らに研磨する作業が欠かせないんですよ。
八木 なるほど。私たちの気付かないところで、研磨の技術が社会を支えていたんですね。令和研磨さんが業務のうえで心がけていることを教えてください。
山本 現実的に不可能な納期でなければ、少々無理があっても夜遅くまで作業することで対応するなど可能な限り、ご依頼をお断りしないことを心がけています。ですから「その納期では無理だ」と他社で断られた案件が回ってくることが多いですね。また、持ち運ぶのが大変な機械を研磨するときは出張研磨にも対応しているんですよ。

山本 はい、厳しい納期を守りお客様に「ありがとう」「助かったよ」とお言葉をいただけると喜びを感じます。現在、スタッフは私を入れて二人なので、少しずつ規模を拡大してゆくゆくは法人化を目標に掲げているところです!
八木 令和の時代に誕生し、躍進していく令和研磨さんの姿が目に見えるようですよ。山本代表のさらなる挑戦を楽しみにしています!
「仕事を楽しむ」とは‥
新規のお客様とコミュニケーションを取るなど、人との関わりを楽しんでいます。
(山本高元)