
インタビュアー 内山高志(元ボクシング世界王者)
小池 今日は「昔から大ファンの内山さんにお会いできるんだ!」と、朝から興奮気味でした(笑)。お声をかけていただき、ありがとうございます。
内山 嬉しいなあ。小池社長はどんなきっかけで不動産業界に入られたのですか?
小池 今いるこの場所をはじめ、オフィスビルなどいくつもの不動産を所有していた父の影響が一番大きいです。
内山 なるほど、大学を卒業してからはお父様の不動産会社に入社されたのでしょうか。
小池 父の会社の主軸は物流関連の分野で、私の兄が入社していたのもあり、いずれは親族間でも不動産の知識が必要になることを想定してオフィスに特化した不動産会社に入社して“不動産仲介”を学ばせていただきました。
内山 さまざまな背景が関係しているんですね。今では若い経営者の方も増えているとはいえ、起業に踏み切る姿勢が立派ですよね。起業はいつから考えていたのですか?
小池 起業については長い間ずっと計画していましたが、結果としてさまざまなタイミングが重なった2020年に“起業”するのが自分にとって最善だと思い、会社を設立しました。話は変わりますが、内山さんは不動産業に対してどんなイメージをお持ちですか?
内山 各業者さんよりも、不動産取引の仕組みにはいろいろと思うところはありますね。家賃以外に礼金やら保証金やら、あれもこれもと、お金がかかり過ぎるなと思っています(笑)。

インテリアも洗練された事務所内
内山 それは興味津々です。詳しくお聞かせください!
小池 賃貸で例を挙げれば、内密に礼金を上乗せして売り上げを上げている大きなお店は数多く存在しますし、中には知らずのうちに高額な原状回復工事を行う業者が契約書の指定業者として記載されているケースなんかもあります。
内山 若い子なんかは特に初期費用が高くて住めないって言いますよね。私も、それで昔は五反田近くのアパートに住んでいたことがありました(笑)。
小池 内山さんのYoutubeチャンネルでも仰っていましたね! 不動産の業界では会社や営業担当の売り上げを優先して話しが進められるケースが多く、その結果さまざまな場面でしわ寄せを食らうのは、借りる側・買う側のお客様なんです。