
インタビュアー 駒田徳広(野球解説者)
岡田 私は、高校を卒業して横浜の大黒ふ頭にある会社に就職しました。そこでは巨大な機械を輸送する際に使う木製の箱をつくる仕事をしていたんです。ただ、せっかくつくった箱も荷を開けるときに壊されてしまいます。それで、どうせ働くなら形に残る仕事をしたい。そう考えた私は知人の紹介で内装業に転じました。
駒田 それにしても、思い切った転身だと思います。修業は順調だったのでしょうか。
岡田 はい、私は内装の中でも天井を組んだり壁を建てたりする職人として腕を磨いてきました。目に見えて形に残る内装工事はとてもやりがいがありましたね。
駒田 まさに、岡田社長にとって理想の仕事だったわけだ。

駒田 コロナ禍による自粛生活で家にいる時間が増えました。すると、どうしても汚れが目についてきれいにしたくなりますよね。実は、我が家も数年ぶりにエアコンをクリーニングしてもらったばかりなんですよ。汚い水が大量に流れる様子を見ると「エアコンは、取り返しがつかなくなる前に掃除したほうがいい」とあらためて感じました(笑)。