
インタビュアー 駒田徳広(野球解説者)
尾島 私は半導体製造装置メーカーで輸出に関する業務を担当し、コンプライアンス体制を整えロジスティクスの改善を指揮することで、年間1億円のコスト削減を実現してきました。この経験と実績をもとに弊社を創業し、現在は3本柱で事業を展開しています。その1本目は、お客様に輸出に関する法律を守っていただくためのお手伝いです。
駒田 その法律はたくさんあるのでしょうね。
尾島 はい、輸出関連の法律書は驚くほど分厚く毎年のように改正されるんです(笑)。でも、これを守らなければ法律に違反したり、海外のテロ組織に商品が渡ってしまったりすることにもなりかねません。そこで弊社は、お客様に法律の内容をわかりやすくご説明し、コンプライアンスを徹底する企業へ成長していただくため全力を注いでいます。
駒田 重要な役割を担っているのですね。2本目の柱は?
尾島 物流業者と協業しながら物流を自社で担うためのサポートです。弊社ではできる限り自前の物流体制を築けるよう最善の仕組みをご提案しています。
駒田 それによりコストが跳ね上がることはないのですか?
尾島 企業規模や輸出量によるものの、私の経験から言って安くなる場合がほとんど。物流を自前化することでより早く、安く災害に強い体制を築くことができます。3本目の柱は、輸出にかかわる方や物流関連の資格を取るために勉強する方への教育です。現在、「資格取得に向けて頑張る方を応援したい」との思いではじめたYouTubeチャンネル「やまとちゃんねる」では講義動画を無料公開しています。
駒田 知識ある人材を育てたいとの熱意が伝わるお取り組みです。でもそうでなければ、物流もコンプライアンスを徹底できませんものね。

駒田 グローバル化の中でしのぎを削る企業にとって、ロジスティクスの最適化やコンプライアンスは欠かせない要素です。尾島社長を見ていると、データを駆使してチームを改革していた野村克也監督のように思えますよ。今後のご活躍を私も楽しみにしています!
「仕事を楽しむ」とは‥
常に夢を描いて追いかけることだと思います。そうすればどんどん自分が進化していき、より良い仕事につながりますから。
(尾島隆規)
:: 企業情報 ::
大和パートナーズ株式会社
〒220-0012 神奈川県横浜市みなとみらい4-4-2 横浜ブルーアベニュー12F