長年にわたるフードビジネスの経験が土台に

インタビュアー 巻誠一郎(サッカー元日本代表)
始関 私は長らく外食産業の業界にいましてね。大学卒業後、すかいらーくグループに入社し、夢庵の立ち上げなどに携わりました。その後、仲間と一緒にコンサルティング会社を設立したものの、思い描いていた方向とは違ったので辞め、株式会社ちよだ鮨に入社したのです。
巻 一度離れても戻られたということは、やはり、飲食業界が肌に合っていたということでしょうか。
始関 そうですね。その後は、飲食のコンサルティングや運営をするにしても現場経験ありきだと思い、さらに勉強を重ねるためにニューヨークに渡り、NINJA(ニンジャ)という有名レストランの立ち上げに参加したんです。やがて母親の病気の関係で帰国し、ワタミグループに入社しました。そういった変遷を経てあらためて独立し、現在はフードビジネスコンサルティングと結婚相談業に取り組んでいるところです。接客なども含めて、過去の仕事経験が役に立っていると実感していますね。