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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

常識を覆すESS工法で トンネル工事に革命を
ECO SPEED SHIELD工法協会 責任者 檜皮安弘

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 今日は、大阪市中央区のECO SPEED SHIELD(エコスピードシールド)、通称ESS工法協会さんにお邪魔しています。こちらは建設業界の中堅企業が集まり斬新な工法を開発している団体だそうですね。責任者を務める檜皮安弘(ひわだやすひろ)さん、さっそく事業内容や協会の成り立ちを詳しく教えていただけますか。
 
檜皮 当協会は、総合建設を手がける中川企画建設株式会社が主体となり2009年に設立された団体です。中川企画建設は下水道工事や水道工事、ゲリラ豪雨・台風による洪水を防ぐ貯留管工事などのトンネル工事を施工しておりまして、これらの工事に革命をもたらすESS工法の開発に着手しました。ただ、自社だけで多額のコストを負担するのは中堅企業にとって難しいものでした。そこで当協会を立ち上げ、協力会社さんを募ることになったんです。
 
畑山 協力会社にも、間違いなくさまざまなメリットがあるのでしょうね。
 
檜皮 はい、当協会はただコストを負担していただくことが目的ではありません。ESS工法の実現に欠かせない資材を協力会社さんに発注したり、受注した工事の施工をお任せしたりと、さまざまな事業を通じて各社の発展に寄与しているんですよ。
 
畑山 まるで桃太郎がサルやキジを味方につけていったようで、とてもユニークなご活動ですよね。それでは、注目のESS工法について詳しい内容を教えてください。
 
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檜皮 技術的・専門的なお話は割愛し、わかりやすくご説明します。地下を掘るトンネル工事には、直線と緩いカーブしか進めない「推進工法」と、急カーブをつけながら掘ることができる「シールド工法」があるんですよ。推進工法は安価な反面、施工できる範囲が限られます。シールド工法は急カーブにも対応し長い距離を施工できるもののコストが高くなります。このようにどちらの工法も一長一短があるんです。
 
畑山 従来は、それらの工法をどのように使い分けていたのですか?
 
檜皮 「推進工法」で複数に分けて工事するか、高価な「シールド工法」で工事をしていたんです。そこで当協会は、推進工法とシールド工法の良い面を合わせたESS工法を独自に開発しました。現在、公共工事を中心に全国で普及させているところです。
 
 
 
 

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