ホテル業界を経てコンサルの道へ

インタビュアー 矢部美穂(タレント)
高橋 私は長野県の出身で、京都の大学に進みました。その後22歳で上京し、株式会社帝国ホテルに入社したんです。そちらでは企業の記念パーティなどのイベントや団体旅行プランの企画などを提案する法人営業を中心に7年ほど働きました。
矢部 一流のホスピタリティで知られる帝国ホテルで、長くキャリアを積まれたと。
高橋 ええ。ただ、ホテル業界を選んだのは偶然でした。当時のアルバイト先だったイタリア料理店で、別のホテルの外国人マネージャーが私の接客を気に入り、「うちのホテルで働かないか」と声をかけてくださったんです。人と接することには興味があったので、ホテル業界の仕事は向いているのかもしれないなと思いましてね。その頃の私は働くことに対して具体的なイメージが掴めておらず、ちょうどいいきっかけになりました。