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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

未来を生き抜く力を 一歩一歩育む進学塾
プラス進研 代表 水野大樹

 
プロフィール 千葉県出身。中学生のときに地元の松戸市で当時、有名であった進研に通塾。大学時代には、その進研から誘いを受けて、自らも講師となった。そのまま卒業後も講師を続けて、生き方も含めて子どもたちを教育する目的で、進学塾のプラス進研を立ち上げる。現在は塾長を務め、講師としても活動。主に国語を指導している。【ホームページ
 
 
 
少子化の時代とはいえ、大学進学率は高まり、子どもの教育に力を注ぐ家庭は多い。特に高校受験は大事な時期で、子どもの性質や志望校に合わせた塾に通わせることで、成績向上が望める。プラス進研は、高校受験を控える中学生を中心に、小学生も教える塾だ。生徒のレベルや学習スタイルに合わせてグループ指導と個別指導のコースを設けている。代表の水野大樹氏に、教育や塾のあり方について話を聞いた。
 
 
 

一人で勉強できる根本の能力を育てる

 
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インタビュアー 宮地真緒(女優)
宮地 千葉県柏市にある進学塾、プラス進研さんにお邪魔しています。ああ、このような教室の雰囲気を味わうのは学生時代以来です、懐かしい! 水野代表、よろしくお願いします。
 
水野 よろしくお願いします。宮地さんは塾には通われていたのですか?
 
宮地 中学時代に地元の淡路島の塾で英語と数学を教わっていました。先生がおもしろい方で楽しい塾でした。プラス進研さんはどのような特徴を持つ塾なのでしょうか?
 
水野 当校は昔この地域にあった進研という塾の流れを汲む進学塾です。松戸市でプラス進研を開き、10年経った2019年春、柏市に移転しました。小中学生を対象にしており、メインに据えているのが高校受験に向けた指導です。妥協をしない厳しい指導を心がけていますね。結果として、誰かに教わるのではなく自分の力で勉強ができる“自学力”が培われます。成績が伸びるだけでなく、社会に出てからも役立つ力です。
 
宮地 厳しいというと生徒を叱ることも多いのですか?
 
水野 必要なときには、しっかり叱ります。一方で、今申し上げた“自学力”を磨くために、あえて教え過ぎない指導を心がけている面もあります。