
インタビュアー 内山高志(元ボクシング世界王者)
中川 はい。普通なら便利屋サービスとご紹介するところを、私たちはあえて生活支援サービスと呼び替えているんです。ハウスクリーニングからエアコンや水回りの工事、住まいの防災・防犯対策、引っ越しのお手伝いに家具の移動、不用品の処理のお手伝い、リフォームや壁・床などのメンテナンスに至るまで、地域の暮らしのお手伝いなら何でも承ります。いつでも、コンビニ感覚でご利用いただきたいですね。
内山 困った時はもちろん、緊急時でなくても、気軽に手を貸してもらえるということですか?
中川 そうですね。戸塚は古い街で、最近でこそ駅の近くに若い世代の住むマンションが増えましたけれど、少し離れると独り住まいのお年寄りがたくさんいらっしゃいます。高い所の荷物を下ろしたいとか、電球を交換したいとか、日常のちょっとした事柄でも、電話一本でサポートに駆け付けるのが私たちの目指す役割です。
内山 まさに、生活支援という表現がぴったりですね。フランチャイズ展開する便利屋のベンリー各店の中で、この横浜南戸塚店はサービス以外でも異色の存在とお聞きしています。

内山 国内でも海外でも立派な実績を残されているそうですね。中川店長が音楽活動から現在のお仕事を始めるまでは、どんな道のりだったんですか?
中川 ソウルマティックスの代表は常々、ただ歌うのではなく、人の役に立つ歌を、希望を届けようと言っています。グループに入った当時、21歳の私は経験ゼロで介護職にもつきました。私の根本にある、「役に立つために一生懸命学び働くことは美しい」という考えと、介護職での経験は、その後の私にとって非常に重要なものになっています。