美と健康に関する悩みを抱える女性は少なくない。長年の研究から本物の水とサプリメント、ファスティングを組み合わせた独自のプログラムで、体だけでなく心の美しさも叶えてくれるスクールが、兵庫県三木市の「女性(ママ)のための自然治癒力アカデミー」だ。代表を務める西村智香子氏は元看護師。医療従事者として培った知識と経験を生かし、7年間で脱落者ゼロというファスティング を提供している。特にこだわっている水・サプリメントの大切さなどを、じっくりとうかがった。
約20年にわたり看護師として活躍

インタビュアー 八木裕(野球解説者)
西村 私は高校生のとき進路に悩み、母に相談したところ看護師の道を勧められました。というのも、母自身が42歳で看護師の資格を取った女性だったからなんです。やがて看護短期大学を卒業した私は総合病院に勤務しました。もともと終末期医療に携わりたくて看護師になったものの、いつしか役職が上がり、管理職に指名されたんです。
八木 それは出世したということですから、おめでたいことですよね。
西村 そうですね。ただ、私自身は現場に立ち続けることが目標だったんです。人を管理するのは自分の生き方ではないと判断し、看護師になって5年目で小さい病院へ転職を決めました。ところが、新しい病院でもすぐ管理職になってしまったんですよ(笑)。
八木 それは悩ましいところですね(笑)。結局、どのような決断をなさったのですか?
西村 5年後にその病院も退職しました。ただ、看護師を辞めたのは管理職になったことだけが理由ではありません。病院の仕事は激務なので、私は体調を崩す日が増えてしまっていました。また、病気で苦しんだり亡くなったりする患者さんと接するうちに、人はどうして病んでしまうのか、いつまでも健康に過ごすにはどうすればいいのかという、生き方の根本をあらためて見つめ直すようになったんです。