
インタビュアー 八木裕(野球解説者)
野山 ええ。自転車が趣味だった少年時代、近所の競輪好きのおじさんに「競輪選手になったら家とポルシェが買えるで」と言われたのがプロを目指したきっかけです(笑)。競輪学校を卒業後にデビューし、23年間、第一線で活躍しました。
八木 引退後すぐにここを開院されたと聞いています。現役時代から準備を?
野山 そうですね。もともと腰痛で治療院に通っていたこともあり、セカンドキャリアとしてこの道を考えていました。それで40歳を過ぎた頃、養成学校に入学し、次第に選手生活との両立が難しくなったので潔く引退して当院を開業したんです。
八木 将来を見据えての決断、素晴らしいです。整骨院の特徴を教えてください。
野山 整形外科が見逃しがちな領域のフォローが当院の役割です。私は現役時代、200件余りの治療院で治療を受け、整形外科にもお世話になったものの、満足いく結果は得られませんでした。この経験から、「痛みは結果であって原因ではない」と考えています。そこで、痛みの根本原因を探ることに重点を置き、筋膜を緩める筋膜リリース治療を行っています。
八木 ほかに、メンタル面へのアプローチも行っていると聞きました。
野山 無意識の潜在能力を最大限に発揮できるようにするMSP(マキシマムステートプログラム)を行っています。これは、体や心、脳などの機能を最高の状態にするための体質改善法です。運動能力や学習能力、メンタル向上が期待できるプログラムで、最高のパフォーマンスが発揮できる体質に導くんです。実際にMSPを受けた有名アスリートの方にもご好評いただいています。
八木 野山院長が元アスリートだったからこそできる、先進的なプログラムですね。

八木 これまでの常識が時代とともに非常識になるというのは、目から鱗です。MSPはアスリートにとっても無限の可能性を秘めたプログラムだと感じました。ご活躍、期待しています!
「仕事を楽しむ」とは‥
「趣味仕事!」。人の喜ぶ顔を見るのが好きで、患者様から「ありがとう」の言葉を聞くたびに治療家になって良かったと思います。
(野山明範)